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'''基本母音'''(きほんぼいん)とは、[[イギリス]]の音声学者[[ダニエル・ジョーンズ (音声学者)|ダニエル・ジョーンズ]]によって定められた言語音を記述する基準となる基本的な[[母音]]のことである。母音が形成される領域内で最も外側に位置する18の母音が設定された。
 
[[有声硬口蓋摩擦音]] {{IPA|ʝ}} にならない限界において舌が最も前で最も[[硬口蓋]]に近づいて調音される音を {{IPA|i}} とし、その舌の位置のまま口を開いていき、最も口が開いた音 {{IPA|a}} となったら、さらに舌を後ろに引いていき、舌が最も上あごから離れ最も後ろに引かれた音を {{IPA|ɑ}} とした。さらに、その舌の位置のまま口を閉じていき[[摩擦音]]がおこらない限界において最も口を閉じた音を {{IPA|u}} とした。この4つと {{IPA|i}} から {{IPA|a}} の間におこる音を3等分して定めた {{IPA|e}} と {{IPA|ɛ}}、および {{IPA|ɑ}} から {{IPA|u}} へ移行する間に起こる音を3等分して定めた {{IPA|ɔ}} と {{IPA|o}} の4つを'''第一次基本母音'''とした。その順序は {{IPA|i}} から {{IPA|u}} へと移行する順番で定められた。さらにこの8つを円唇化または非円唇化した8つの音と {{IPA|u}} から {{IPA|i}} へと移行する中間に位置する円唇と非円唇の2つ音を'''第二次基本母音'''とした。その順序は第一次基本母音に準拠する。
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