「神戸総合運動公園野球場」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
21行目:
 
==概要==
[[1985年]]の[[1985年夏季ユニバーシアード|ユニバーシアード神戸大会]]の開催会場として、須磨区北部の丘陵地を切り開いて開発された神戸総合運動公園の敷地内([[全国都市緑化フェア|グリーンエキスポ'85]]の跡地)に[[1988年]]完成した。完成当初の愛称は'''グリーンスタジアム神戸'''。内野が土、外野が[[芝|天然芝]]のフィールド(ファルグラウンドの大部分は[[人工芝]])を有し、当時は「日本最大級の野球場」<ref>当時、[[公認野球規則]]の規定の大きさを満たした球場は同年開場の[[東京ドーム]]のみで、グラウンド面積では東京ドームを大幅に上回っていた。</ref>と謳われた。
 
[[1991年]]からは[[プロ野球|日本プロ野球]]・[[パシフィック・リーグ]]の[[オリックス・バファローズ|オリックス・ブルーウェーブ]]の本拠地となり、現在はオリックス・バファローズの準本拠地となっている。
91行目:
[[2002年]]には球場の管理運営権が神戸市からオリックスに委譲された。球場内の売店をリニューアルし、アメリカ直輸入のホットドッグ、イタリアや中国料理の専門店などがオープン。また、5人まで座れる日本の現存球場では唯一のテーブル席を「ファミリーゾーン」として1塁側に19基設置した。
 
2003年には最大規模となる総工費約3億3000万円をかけた改装が行われ、内野の黒土部分とファルゾーンの人工芝部分が全てアンツーカーをベースにした赤土で統一された。内野2階席の椅子を外野席・内野1階席と同じ深緑色に統一。外野スタンドの金網フェンスも2m15cmから1m40cmに引き下げた。また、日本の野球場としては初めての試みとして、約600席の[[フィールドシート]]を元々ブルペンがあったダッグアウトの隣に設置した。危険防止のため、可動式の透明アクリルカバーが全席に設けられている。このカバーは、当初取り付け予定にはなかったが、球場内で起きた事故は球団の責任となるため急遽設置された。フィールドシート設置にあたって、球団職員の田中浩一が設計・施工に参加した。『フィールドシート』の命名も田中により考えられ、現在は他球場でも使用されている。この改修によりファウルグラウンドは縮小され、ブルペンはファウルポール際に移設された。
 
==球場データ==
101行目:
*両翼:99.1m、中堅:122m
*グラウンド面積:14,300m&sup2;(開場当初の数値)
**開場当初は日本最大であった。フィールドシートの増設の際にファルグラウンドが狭められたが、公式のグラウンド面積は発表されていない。
*フェンスの高さ:2.45 m(2002年まで3.2 m)
*スコアボード