「宇宙論の年表」の版間の差分

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'''[[宇宙論]]の年表'''
 
==1900年から1949年まで==
*[[1905年]] - [[アルベルト・アインシュタイン]]は[[特殊相対性理論]]を提唱し、空間と時間とが切り離して考えることが出来ない連続体だと位置づけた。
*[[1915年]] - アルベルト・アインシュタインは一般相対性理論を提唱し、エネルギー密度は時空を歪めることを示した。
*[[1917年]] - [[ウィレム・ド・ジッター]]は[[宇宙定数]]がある等方的な宇宙模型を導いた。また、宇宙定数があり物質のない膨張宇宙模型を導き、[[ド・ジッター宇宙]]と名づけた。
*[[1922年]] - [[ヴェスト・スライファー]]は渦巻銀河の系統的な[[赤方偏移]]についての彼の発見をまとめた。
*1922年 - [[アレクサンドル・フリードマン]]は一般的に膨張する宇宙を示す[[アインシュタイン方程式]]の解を発見した。
 
==1950年から1999年まで==
*[[1950年]] - [[フレッド・ホイル]]が[[ビックバン]]の語をつくり嘲った。
*[[1961年]] - [[ロバート・H・ディッケ]]がはじめて弱い[[人間原理]]を用いた。
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*[[1998年]] - [[w:Adam Riess]]、[[w:Saul Perlmutter]]と他の発見者がIa型の超新星の宇宙加速の観測から[[宇宙定数]]が0ではないことを示唆する結果が示された。
*[[1999年]] - 宇宙マイクロ波背景放射線の測定(有名なもので[[BOOMERanG|BOOMERanG実験]])により、宇宙の構成についての標準理論から期待される非等方角スペクトルの振動(ピーク)を検出した。それらの結果から宇宙の形は平坦であることを示していた。また巨大な距離の構成情報から宇宙定数が0ではないことを示唆するものであった。
==2000年以降==
 
*[[2002年]] - [[チリ]]の[[w:Cosmic Background Imager]](CBI)が高解像度の宇宙マイクロ放射線像を得た。
*[[2003年]] - [[NASA]]の[[WMAP]]が宇宙マイクロ波放射線について全天について詳細な図を得た。画像は宇宙が一パーセントの誤差で137億年であることを示していた。これは[[宇宙論パラメータ]]の理論と[[宇宙のインフレーション|インフレーション]]理論]]を裏付けた。
*[[2003年]] - [[スローン・グレートウォール]]が見つかる。
*[[2004年]] - [[w:Cosmic Background Imager]](CBI)が宇宙マイクロ波放射線のEモード偏極のスペクトルを得る。