「ハラン (植物)」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
m レイアウト調整 |
||
13行目:
}}
[[Image:Aspidistra elatior flos.jpg|200px|thumb|ハランの花]]▼
'''ハラン'''(葉蘭、''Aspidistra elatior'')とは[[ユリ科]]([[APG植物分類体系]]では[[スズラン科]])の[[常緑]][[多年草]]で、巨大な[[葉]]を地表に立てる植物である。よく[[庭]]に植えられ、斑入りなどの[[品種]]がある。
24 ⟶ 25行目:
[[花]]は紫色で多肉質。[[5月]]ごろ地下茎から出て地面すれすれに咲く。ちょうど花が地面にめり込んだような格好である。[[果実]]も地表に乗った姿になる。
折詰や[[刺身]]についてくる「緑色の[[プラスチック]][[シート]]」はハランを真似たものである。本来はハランの葉を[[包丁]]で細工したもので、現在ではハランそのものを[[料理]]の[[装飾|飾り]]に添えて使用することは少なくなったが、高級[[料亭]]・[[寿司]][[店]]で実物を使うこともある。▼
同属の植物は、これまでに85種が中国、[[インド]]東部、[[ベトナム]]、[[ラオス]]、[[台湾]]、[[日本]]で発見されており、そのうち59種は中国に分布し、さらにそのうちの54種は中国の[[固有種]]である。
ハランは[[ヨーロッパ]]でも植えられ、[[ジョージ・オーウェル]]の[[自伝]]的作品"Keep the Aspidistra Flying"(「葉蘭をそよがせよ」[[1936年]])には、[[イギリス]][[中産階級]]の[[象徴]]として庭のハランが登場する。
▲折詰や[[刺身]]についてくる「緑色の[[プラスチック]][[シート]]」はハランを真似たものである。本来はハランの葉を[[包丁]]で細工したもので、現在ではハランそのものを[[料理]]の[[装飾|飾り]]に添えて使用することは少なくなったが、高級[[料亭]]
== 花粉媒介 ==
35 ⟶ 36行目:
{{cite journal | author = Kato, M.| year = 1995 | title = The aspidistra and the amphipod | journal = [[ネイチャー|Nature]], London | volume = 377 | pages = 293 }}</ref>。
==
▲[[Image:Aspidistra elatior flos.jpg|200px|thumb|ハランの花]]
==脚注および参考文献==
|