「同相信号除去比」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Nallimbot (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる 変更: nl:Common-mode rejection ratio
Amikake3 (会話 | 投稿記録)
m +yomi
1行目:
'''同相信号除去比'''(どうそうしんごうじょきょひ、[[英語|英]]: Common-Mode Rejection Ratio、'''CMRR''')とは、[[差動増幅回路]]などでの2つの入力に共通する入力[[信号 (電気工学)|信号]]を除去する傾向の尺度である。CMRRが高い増幅器は、(高い)電圧オフセット上の小さな電圧変動で表される信号を抽出したり、2つの信号の電圧の差が情報となる場合などに利用される。例えば、[[平衡接続#音響機器における平衡接続|音響機器における平衡接続]]がある。
 
理想的な差動増幅回路は2つの入力電圧 <math>V_+</math> と <math>V_-</math> をとり、<math>V_\mathrm{o}=A_d(V_+ - V_-)</math> という出力電圧を生成する。ここで <math>A_\mathrm{d}</math> を差動利得と呼ぶ。しかし、実際の差動増幅回路の出力は次のようになる。