「ゴシック・アンド・ロリータ」の版間の差分

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前述のようにゴシック・アンド・ロリータは、ゴシック・ファッションとロリータ・ファッションの融合である<ref name="hanbai200604p94-96" /><ref name="yogo500" /><ref name="doraku68" />ためそれぞれの要素を含んでいるが、[[美術評論家]]の[[樋口ヒロユキ]]は、著書『死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学』の中で[[ゴス (サブカルチャー)|ゴス]]イベントに来る、'''ゴシック・アンド・ロリータ・ファッション'''、[[ゴシック・ファッション]]、[[ロリータ・ファッション]]の愛好家を比較して次のように大別している<ref name="shiso14-26">樋口ヒロユキ『死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学』冬弓社、2007年7月10日発行(14-26頁)</ref>。
:*'''ゴシック・アンド・ロリータ・ファッション''':[[フリル]]や[[レース]]たっぷりのロリータ服とラバー小物、顔はまれに白塗り
:*'''[[ゴシック・ファッション]]''':ゴシック建築や美術・文学などにインスパイアされた中世・病人・死者・悪魔・吸血鬼などを連想させるファッション。近年はラバー素材などを用いたフェティッシュで過激なボンデージスタイルなどもあげられる。モノトーンを基調とし顔は白塗りで目の周りや唇に暗いカラーを使うことが多い。
:*'''[[ゴシック・ファッション]]''':SM系のラバーやパンク服、顔は白塗り
:*'''[[ロリータ・ファッション]]''':フリルやレースたっぷりのロリータ服、顔は[[ナチュラル・メイク]]
その上で樋口は、ゴシック・アンド・ロリータは、ゴシックとロリータの間にあるもので、ゴシック寄りのものは[[死]]の匂いが強く、ロリータ寄りのものは[[少女趣味]]が強くなるとした<ref name="shiso14-26" />。