「世代間倫理」の版間の差分

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== 世代間倫理の根源 ==
ひとりひとりの人間は、さまざまな事物に[[経済]]的価値、[[健康]]・[[快楽]]といった[[幸福]]などの、[[価値]]を認めている。それは各[[人間]]や[[人類]]全体が幸福に生きていくという[[目的]]につながる。この達成において、環境問題は足かせとなると考え、そこで、[[自然]]や[[資源]]に価値を認めてそれを守るという目的を見出し、2つの価値や目的を比較しながら考え行動していくことで、足かせを無くそうというのが「[[自然の生存権]]」や「[[地球有限主義]]」である。そして、これらを長期的視点で考えようというのが「世代間倫理」である。[[持続可能性]]と深く関連した考え方である。
 
深く論議していくと論理的矛盾も出てくるが、「現在世代の未来世代への責任」はある程度受け入れられている。世代間倫理は、現在を生きている人類が、環境問題の解決に当たって、先延ばしせず責任を持って行動するための根拠となる。
 
== 世代間倫理の矛盾 ==