「共焦点レーザー顕微鏡」の版間の差分

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'''共焦点レーザー顕微鏡'''(きょうしょうてんれーざーけんびきょう)とは、高[[解像度]]のイメージと三次元情報の再構築が可能な[[顕微鏡]]の一種。[[共焦点顕微鏡]]の主な特徴は、[[焦点距離]]がばらばらになるような厚い試料であってもボケのない像を得られることである。イメージは微小なポイント毎に撮られ、それをコンピュータで再構成して全体の画像が得られる。この顕微鏡の原理は[[マービン・ミンスキー]]によって[[1953年]]に開発されたが、理想に近い光源として[[レーザー]]が実用化されるまで一般化せず、1980年代になってようっと普及するようになった。通常のポイントスキャン型の他に、[[ニプコー円板|ニポウディスク]]を利用してスキャンする方式がある。
 
'''共焦点走査型レーザー顕微鏡''' (Confocal laser scanning microscopy) とも呼ばれ、'''CLSM''' あるいは '''LSCM''' と略記される。