「ロシア国立図書館 (モスクワ)」の版間の差分

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[[画像:Pashkov house.jpg|thumb|right|300px|クレムリンから見た国立図書館の旧館]]
'''ロシア国立図書館'''(Российская государственная библиотека, Russian State Library)は、[[ロシア]]の首都[[モスクワ]]にある[[国立図書館]]である。[[ソヴィエト社会主義共和国連邦|ソ連]]時代の名称は国立'''[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]図書館'''。ロシア国内最大を誇るとともに、世界でも最大級である。なお、ロシアには、もうひとつ「[[ロシア国立図書館 (サンクトペテルブルク)|ロシア国立図書館]]」(Russian National Library)と訳される[[公共図書館]]が[[サンクトペテルブルク]]にあるが、これと混同すべき全く別の図書館はないある
 
モスクワのロシア国立図書館が設立されたのは、[[1862年]][[6月1日]]のことである。当時はモスクワ初の公共図書館として、「モスクワ公立博物館とルミャンツェフ博物館の付属図書館」、あるいは単に「ルミャンツェフ図書館」と呼ばれていた。ソ連時代の1925年から1991年までは「ソヴィエト社会主義共和国連邦国立ヴェ・イ・レーニン図書館」と改称されていたが、1992年に現在の名称になった。1922年から1991年には、いわゆる[[納本制度]]によってソ連国内で出版された書籍は、少なくとも一冊をこの図書館に納めることが義務付けられていた。現在でも類似のシステムは残っており、この図書館はロシア国内で出版された文献を各一冊ずつ納めなければならないことが、法的に定められている。