「中華航空825便爆破事件」の版間の差分

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この事件で乗員8名、乗客17名の合わせて25名全員が犠牲になった。澎湖諸島の島民から事故機が午後9時35分ごろに空中爆発し、海中へ墜落するのを目撃したとの証言があった。そのため墜落原因として仕掛けられた爆弾が爆発し[[空中分解]]したものと見られているが、僅かな機体の残骸が漂着したほかは犠牲者の遺体も発見できなかった。なお残骸は海底に沈んだとみられるが、サルベージは行われなかった。このように、証拠が確認されたわけではないため破壊活動が行われたのは確実だといわれているが、確証があるものではない。
 
事件のあった1971年11月には、[[国際連合|国連]]の中国代表権の交代<ref>[[中華民国]](国府)政府が安全保障理事会の常任理事国から追放され、かわりに[[中華人民共和国]]が就任</ref>という歴史的出来事があったが、事件との関連は不明であり、そのため爆発物を誰がしかけたかなどは明らかになっていない。また犯行声明が寄せられたこともない。
 
== 備考 ==
*事故機はカラベルⅢとよばれるタイプで中華航空機は定員64名仕様だった。また事件当時はすでに生産終了していた。
*乗客の国籍は中国人7名、[[日本人]]と[[イラン人]]各3名、[[シンガポール]]2名、[[ベトナム]]、[[ブラジル]]各1名ずつであった。そのうちブラジル人は在華ブラジル[[大使]]というVIPであった。また日本人の犠牲者は中華航空の女性客室乗務員とその兄夫婦であった。3人は休暇で台北観光して香港に向かう途中に悲劇に見舞われた。
 
== 注釈 ==
<div class="references-small"><references /></div>
 
==関連項目==