「プロセッサ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m dab AWB
プロセッサの説明の追加
7行目:
[[Image:Intel pentium4 1.5ghz willamette socek423.jpg|thumb|CPU「Intel Pentium4」]]
[[Image:6600GT GPU.jpg|thumb|GPU「NVIDIA 6600GT」]]
'''プロセッサ''' (processor) は、[[コンピュータ]]の中で、組込みソフトウェアを動作させるためのハードウェアであり、演算器などのプロセッサ、周辺回路、命令や情報を格納するメモリから構成される。データの[[転送]]・[[加工]]、[[プログラム (コンピュータ)|プログラム]]の制御、システム状態の管理などをおこな装置。'''プロセッサー'''、'''プロセサ'''、'''プロセッシングユニット''' (processing unit)、'''処理装置'''(しょりそうち)ともいう。[[ノイマン型]]コンピュータの構成要素としては、CPU同様、[[演算論理装置|演算装置]]と[[制御装置]]からなる。抽象的な議論の中では、通常CPUなどと呼ばれる部品のうち厳密には[[記憶装置]](メモリ)に属する[[レジスタ (コンピュータ)|レジスタ]]を除いた部分(もちろん内部[[キャッシュメモリ|キャッシュ]]なども除く)を「プロセッサ」「プロセッシングユニット」「処理装置」などと呼ぶこともある
 
多くの場合、[[中央処理装置]] (central processing unit; CPU) を指す。しかし、周辺装置の1つがそれ自体1つのタスクを担う場合、その周辺装置もプロセッサと呼ぶ。このようなCPU以外のプロセッサには、以下のようなものがある。
21行目:
チップ化([[集積回路]]化)されたプロセッサを、[[マイクロプロセッサ]]またはMPU (microprocessor unit / micro processing unit) という。現代のプロセッサはほぼ全て、マイクロプロセッサである。
 
 
[[ノイマン型]]コンピュータの構成要素としては、CPU同様、[[演算論理装置|演算装置]]と[[制御装置]]からなる。抽象的な議論の中では、通常CPUなどと呼ばれる部品のうち厳密には[[記憶装置]](メモリ)に属する[[レジスタ (コンピュータ)|レジスタ]]を除いた部分(もちろん内部[[キャッシュメモリ|キャッシュ]]なども除く)を「プロセッサ」「プロセッシングユニット」「処理装置」などと呼ぶこともある。
=== プロセッサの階層 ===
* プロセッサ・コア:[[組込みソフトウェア]]を動作させる演算装置であり、プログラムの命令を解釈し実行する機能を有する。([[演算器]]・[[プロセッサバス]]・[[MMU]])
* プロセッサ周辺:プロセッサ周辺は、演算器や[[メモリ制御]]を行う[[回路]]周辺において、プロセッサの外部[[インターフェース]]を司る回路群である。([[タイマ]]・[[DMA]]・[[WDT]])
* [[メモリ]]:命令やデータを格納する[[半導体]][[デバイス]]を対象とする。[[揮発性]]と不揮発性のメモリが対象となる。([[ROM]]・[[RAM]]・[[EEPROM]])
 
 
[[Category:ハードウェア|ふろせつさ]]