「プロセッサ」の版間の差分

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'''プロセッサ''' (processor) は、[[コンピュータ]]の中で、組込みソフトウェアを動作させるためのハードウェアであり、演算器などのプロセッサ、周辺回路、命令や情報を格納するメモリから構成される。データの[[転送]]・[[加工]]、[[プログラム (コンピュータ)|プログラム]]の制御、システム状態の管理などを行う。'''プロセッサー'''、'''プロセサ'''、'''プロセッシングユニット''' (processing unit)、'''処理装置'''(しょりそうち)ともいう。[[ノイマン型]]コンピュータの構成要素としては、CPU同様、[[演算論理装置|演算装置]]と[[制御装置]]からなる。抽象的な議論の中では、通常CPUなどと呼ばれる部品のうち厳密には[[記憶装置]](メモリ)に属する[[レジスタ (コンピュータ)|レジスタ]]を除いた部分(もちろん内部[[キャッシュメモリ|キャッシュ]]なども除く)を「プロセッサ」「プロセッシングユニット」「処理装置」などと呼ぶこともある。
 
しかし、多くの場合、[[中央処理装置]] (central processing unit; CPU) を指す。しかし、周辺装置の1つがそれ自体1つのタスクを担う場合、その周辺装置もプロセッサと呼ぶ。このようなCPU以外のプロセッサには、以下のようなものがある。
*[[FPU|浮動小数点演算装置]] (floating point number processing unit; FPU) - [[浮動小数点数]]演算
*[[コプロセッサ]] (co-processor) - 補助的な演算や処理。FPUを意味することが多い。