「ジャングルウォーズ」の版間の差分

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'''ジャングルウォーズ''' jungle('''JUNGLE warsWARS''') は、第1作目が[[1991年]]に[[ポニーキャニオン]]から発売された、[[ゲームボーイ]]の[[コンピュータRPG|ロールプレイングゲーム]]、およびそのシリーズ作品の総称である。また、こはそゲームを原第1とした[[OVA]]も存在する目のタイトル'''JW'''
 
シナリオ・[[ゲームデザボーンは]]で第1作目が、[[スーパーファミコン神拳110番]]の「'''キム皇'''」こと、で第2作目が発売。[[木村初|きむらはじめ(木村初)OVA]]も制作されている
 
この記事では、ジャングルウォーズシリーズの2作品について解説する。
 
== シリーズ概要 ==
舞台シナリオ・ゲームデザイン『[[ファミコン神拳110番]]』の「キム皇」こと[[木村初|きむらはじめ]]。動物達と人間が共存するジャングルが舞台で、ジャングルの番人である「ジャングルパパ」の息子「'''ジャングルボーイ'''(ボーイ)」を主人公にその仲間達とともにジャングルに忍び寄る魔の手からジャングルの平和を守るという[[勧善懲悪]]と少年少女の成長を描いており、児童文学的な要素を持つ
この項では、シリーズに共通する世界観やシステムを解説する。
 
;ストーリー
舞台は、動物達と人間が共存するジャングル。ジャングルの番人である「ジャングルパパ」の息子「'''ジャングルボーイ'''(ボーイ)」を主人公に、その仲間達とともにジャングルに忍び寄る魔の手からジャングルの平和を守る。
 
;作品の特徴
[[ドラゴンクエストシリーズ]]に代表される王道RPGと言えるが、ギャグチックな敵キャラやキャラクターデザイン(土居孝幸)から、[[桃太郎伝説]]に近い印象を受ける。ゲームの内容的には、勧善懲悪と少年少女の成長を描いており、児童文学的な要素を持つ。
 
;システム面の特徴
*戦闘
:いわゆる[[ターン|ターン制]]を採用している。主人公であるボーイが戦闘不能になると、他のメンバーが生き残っていても全滅扱いとなる。
:主人公達は殺生はしないという前提があり、敵を懲らしめることが目的となる。戦闘に勝利した場合は「○○たちは謝って帰っていった」と表現される。
*敵キャラ
:敵キャラはジャングルに住む変わった動物達であるが、動物以外の敵キャラも居る。一例として、派手な出で立ちのハゲタカ・「ハデたか」、ダンディな装いで[[タンポポ]]のようなたてがみのライオン・「ダンディライオン」、黒子の格好をしたワニ・「クロコダイル」など。また、外見に見合った個性あふれる攻撃を繰り出してくる。
 
:戦闘はいわゆる[[ターン|ターン制]]を採用している。主人公であるボーイが戦闘不能になると、他のメンバーが生き残っていても全滅扱いとなる。また、あくまで敵を懲らしめることが目的で、戦闘に勝利した場合は「○○たちは謝って帰っていった」と表現される。
*きのみ
:サスケが仲間に居る時に使用できるコマンド。フィールドで木の実を探して入手することで、移動中や戦闘中に回復アイテムのように使えたり、戦闘中敵キャラに投げつけることでダメージを与えられる。
 
== 主なスタッフ ==
* シナリオ・ゲームデザイン きむらはじめ(木村初)
* キャラクターデザイン どいたかゆき([[土居孝幸|どいたかゆき]]
* ミュージック・サウンド おかもととしお
 
ほかに、[[ぼくのなつやすみ]]の作者・[[綾部和]]も参加している(2のみ)
 
{{ネタバレ}}
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{{コンピュータゲーム
|Title = ジャングルウォーズ
|Plat = [[ゲームボーイ]]
|Dev = アトリエドゥーブル
|Pub = [[ポニーキャニオン]]
|Date = [[1991年]][[6月21日]]
|Genre = RPG
|Play = 1人
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=== ストーリー ===
平和なジャングルに「ゴート団」を名乗る謎の組織が現れ、強盗や密猟を繰り返しているとう。ジャングルパパとボーイはその調査に向かうが、ゴート団に捕まってしまう。パパの機転により脱出したボーイは、パパを助けるとともにジャングルの平和を取り戻すために立ち上がる。
 
=== 仲間キャラクター ===
*; ボーイ(デフォルト名。変更可)
: 主人公である
*; ミオ
: 占いオババの孫娘で、魔法使いでもある。父親はシティ(都会)で市長を務めている。
*; サスケ
: 何故か服を着て、メガネをかけている子猿。フィールドで木の実を探して入手することで、移動中や戦闘中に回復アイテムのように使えたり、戦闘中敵キャラに投げつけることでダメージを与えられる
 
== ジャングルウォーズ2~2 〜古代魔法アティモスの謎 ==
{{コンピュータゲーム
|Title = ジャングルウォーズ2~2 〜古代魔法アティモスの謎
|Plat = [[スーパーファミコン]]
|Dev = アトリエドゥーブル
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=== ストーリー ===
ジャングルに眠る謎の古代魔法「アティモス」を復活させ、その力で世界征服を成し遂げようと画策する「ウルウル団」の野望を阻止するため、再びボーイたちが立ち上がる。
 
=== システムおよび特徴 ===
本作には独特なシステムが多数あり、ゲーム本編終了後も様々な楽しみがある。本編ストーリーは一本道であるが攻略順は自由であり、また攻略する必要の無いサブイベントもあるなど、比較的自由度が高いともいえる。
しかし、内容を大量に詰め込んだ結果であろうか、[[バグ]]も散見される。
移動に必要な船が消えてしまう等、イベントの進行が不可能になるなど細かいバグが見られた。
 
しかし、移動に必要な船が消えてしまう等、イベントの進行が不可能になるなど細かい[[バグ]]が見られた。
;システム面
 
*アイ; 運勢システム
: 各キャラのステータスに運勢とう項目がある。運勢には、『大吉、中吉、吉、凶、大凶の5段階で、大吉だと戦闘勝利時に獲得できる経験値10%増え、大凶だと10%減。それ以外の影響は不明
:本作はアイテムが装備品を中心に非常に多い。高価だが無意味な装飾品、オークション(後述)でしか手に入らないような強力な武器防具など、幅広い。
: 運勢は、宿屋で休む、占いオババに占ってもらうなどでランダムに変化する。また、一部敵キャラやサスケの戦闘時の行動によって変化することもある。また、「ミシー」とう魔法で大吉にすることもできる。
 
*; ジャングルトーナメント
*運勢システム
: ジャングル中から集まった猛者が、最強の座を賭けて戦うトーナメント。内容としては、ボーイと相手との一対一の戦闘による勝ち抜き戦イベント。負けても特にペナルティは無いが、上位に進出すると賞金がもらえる。
:各キャラのステータスに、運勢と言う項目がある。運勢には、『大吉、中吉、吉、凶、大凶』の5段階がある。
: イベントとして一度は参加する必要がある<!--(出場せず、観覧のみでも良い?)-->が、それ以降は自由参加。強制イベント後は、ゲーム内時間で数日毎に「今日はジャングルトーナメントです。参加しますか?」との呼び出しがあるので、参加する意志を示すと、強制自動的に開催地へ移動する
:大吉だと、戦闘勝利時に獲得できる経験値が(中吉、吉、凶に比べ)10%増える。逆に大凶だと、(中吉、吉、凶に比べ)10%減る。それ以外の影響は不明。
*; オークション
:運勢は、宿屋で休む、占いオババに占ってもらうなどでランダムに変化する。また、一部敵キャラやサスケの戦闘時の行動によって変化することもある。また、「ミシー」と言う魔法で大吉にすることもできる。
: オークション村では、行われているオークションが行われている。そこではイベントアイテムを除いた全てのアイテムが出品される可能性がある。
 
*; ジャングル鉄道
;イベント面
: ジャングルを鉄道で結ぶ計画があるが、資金難のため、一部区間しか開通していない。これに寄付することによって、鉄道を延伸させることが出来る。全線開通には100万以上の寄付が必要。
 
*ジャングルトーナメント
:ジャングル中から集まった猛者が、最強の座を賭けて戦うトーナメント。内容としては、ボーイと相手との一対一の戦闘による勝ち抜き戦イベント。負けても特にペナルティは無いが、上位に進出すると、賞金がもらえる。
:イベントとして一度は参加する必要がある(出場せず、観覧のみでも良い?)が、それ以降は自由参加。強制イベント後は、ゲーム内時間で数日毎に「今日はジャングルトーナメントです。参加しますか?」との呼び出しがある。参加する意志を示すと、強制的に開催地へ移動。
 
*オークション
:オークション村では、オークションが行われている。そこではイベントアイテムを除いた全てのアイテムが出品される可能性がある。
 
*ジャングル鉄道
:ジャングルを鉄道で結ぶ計画があるが、資金難のため、一部区間しか開通していない。これに寄付することによって、鉄道を延伸させることが出来る。全線開通には100万以上の寄付が必要。
 
他にもいくつかのサブイベントがある。
 
=== 仲間キャラクタティ ===
メインキャラクター3人と助っ人キャラクター1人で構成され、助っ人キャラクターがいはストーリーの展開により強制的に加入・離脱し、あ。最大4人パ程度ストーリティ組め進むと任意に入れ替えられるようになる。
;==== メインキャラクター ====
*; ボーイ
: 主人公。ゲーム中は喋ることはない。
*; ミオ
: ヒロイン。レベルが上がると全ての魔法が使えるようになる。アイテムを主人公以外で唯一持つ事ができる。
*; サスケ
:前作で仲間となった 眼鏡をかけた小猿。主人公のボーイのことを「アニキ」と呼ぶ。本作では出生に何らかの秘密があることが示唆されている。特殊能力の「きのみ」は健在で、前作よりも使える「きのみ」の種類が増えている。本作では、出生に何らかの秘密があることが示唆されている。回復系のきのみは任意で使う事ができる。
;==== 助っ人仲間キャラクター ====
 
*; かまわに
;助っ人仲間キャラクター
: 鎌を持った[[ワニ]]。前作ではゴート団の一員(ボス敵キャラ)として登場した。サスケを投げつけて大ダメージを与える事ができるが、失敗する事もある。ステータスは攻撃力、HPが高い。
ストーリーの展開により強制的に加入・離脱する。ある程度ストーリーが進むと、任意にキャラクターを入れ替えられるようになる。但し、メインキャラクターを外すことはできない。
*; レオン
*かまわに
: ジャングルトーナメントで優勝することを目指して修行している青年。実は狼男で、夜になると狼の姿に。特殊能力は、青年の姿では「ぬすむ」を使用して敵からアイテムを盗み出すことができる。狼男の姿では「ねらう」を使用することができ、普通の攻撃よりも多くのダメージを与えることができる。レベルが上がると格闘技の技を使う事もある。トーナメントに彼が出場していた場合、最強の敵として立ちはだかる。
:鎌を持ったワニ。前作ではゴート団の一員(ボス敵キャラ)として登場した。サスケを投げつけて大ダメージを与える事ができるが、失敗する事もある。ステータスは攻撃力、HPが高い。
; トーリーマス
*レオン
: 都会に住む少年発明家。体が弱く、ジャングルの別荘で療養していた所、ボーイと出会う。この作品において、最も精神的な成長が見られるキャラ。特殊能力は「メカ」。レベルが上がるごとに使用できる「メカ」が増えていく。攻撃時に発明品を使ったり、ロボを召喚したりする事もある。
:ジャングルトーナメントで優勝することを目指して修行している青年。実は狼男で、夜になると狼の姿に。特殊能力は、青年の姿では「ぬすむ」を使用して敵からアイテムを盗み出すことができる。狼男の姿では「ねらう」を使用することができ、普通の攻撃よりも多くのダメージを与えることができる。レベルが上がると格闘技の技を使う事もある。トーナメントに彼が出場していた場合、最強の敵として立ちはだかる。
*; マリン
*トーマス
: ペンギンの国の王子。魔法を使えるほか(全ての魔法は使えないが、ミオ以外で魔法が使えるのは彼のみ)、動物(敵キャラに同じ)を召喚して、その特殊能力で敵にダメージを与える攻撃ができる。
:都会に住む少年発明家。体が弱く、ジャングルの別荘で療養していた所、ボーイと出会う。この作品において、最も精神的な成長が見られるキャラ。特殊能力は「メカ」。レベルが上がるごとに使用できる「メカ」が増えていく。攻撃時に発明品を使ったり、ロボを召喚したりする事もある。
*マリン
:ペンギンの国の王子。魔法を使えるほか(全ての魔法は使えないが、ミオ以外で魔法が使えるのは彼のみ)、動物(敵キャラに同じ)を召喚して、その特殊能力で敵にダメージを与える攻撃ができる。
 
== 外部リンク ==
*[http://www29.atwiki.jp/jwars/ ジャングルウォーズ@Wiki]
*[http://karen.saiin.net/~h2o/jwfan/ ジャングルで遊ぼう!~ジャングルウォーズ総合サイト~]
*[http://rko.jp/jungle_wars_2/index.html 攻略サイト]
 
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