「デ・ハビランド バンパイア」の版間の差分

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[[画像:Dh115.vampire.t11.june2004.arp.jpg|thumb|350px|バンパイアT.11]]
'''デハビランド バンパイア''' (''de Havilland Vampire'') とは[[イギリス]]の[[航空機]]メーカー、[[デハビランド・エアクラフト|デヴィランド社]]が開発し世界各国で使用された[[戦闘機|ジェット戦闘機]]である。
 
== 開発と特徴 ==
バンパイアの開発は、イギリス空軍(RAF)が仕様E.6/41を[[1941年]]に出した事から開始された。[[ジェットエンジン|ジェット]]黎明期の当時は、それまでの[[レシプロエンジン]]とは全く異なるジェットエンジンを搭載するための機体形式がまだ定まっていなかったので様々な形式が考案され、本機もジェットの排気をスムーズに後方へ流し、また機体重量の軽減を図るため、双ブーム形式で後部にジェットエンジンを装備した短い胴体と尾翼をつなげることにした。後に[[デハビランド シービクセン]]まで受け継がれた双ブームジェット戦闘機の始まりである。また構造上の特徴として[[デハビランド モスキート]]で培った経験を生かし、木製合板をコクピット周辺を構成する素材として使用した。
 
原型機は[[1943年]]9月20日に初飛行した。これは[[グロスター ミーティア]]の初飛行から遅れること約半年であり、本機はイギリスで2番目のジェット戦闘機となった。テストの結果は良好でイギリス空軍は[[1944年]]5月に140機の生産・配備を決定した。続いて[[1945年]]には160機が追加発注されたが、[[第二次世界大戦]]中で既存の機体の大量生産が優先されたため、量産型が部隊配備されたのは[[1946年]]からとなってしまった。当初の装備エンジンは推力1,225kgの[[ハビランド ゴブリン|デハビランド ゴブリン 1]]だったが、途中から推力1,410kgのゴブリン 2に換装された。また与圧キャビン化や水滴風防の採用などの改良も生産開始から早い段階で行われた。本機のエンジンは単発であり、速度性能では双発の[[グロスター ミーティア]]よりも劣っていた。ただしミーティアのエンジン配置は双発レシプロ戦闘機と同様の古めかしいスタイルであり、運動性では双ブーム形式の本機のほうが上回っていた。
 
== 生産と運用 ==
8,632

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