「飛行機の歴史」の版間の差分

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; [[零式艦上戦闘機]] : 初飛行[[1939年]]、最高速度518 km/時、開戦時太平洋地域の最強戦闘機。高速・重武装・良好な運動性・長大な航続力という相反する性能を高度に達成した。日本海軍の主力戦闘機として終戦まで改良されながら10,000機以上生産されたが、機体構造に余裕が少なく大きな性能向上は無かった。
; [[ノースアメリカン]] [[P-51 (航空機)|P-51]] : 初飛行[[1940年]]、最高速度702 km/時、第二次世界大戦で最優秀とも評される戦闘機。スピットファイアなどと同じ水冷エンジン・マーリンを搭載し、スピットファイアを上回る速度と航続力を有する戦闘機。長大な航続力を生かしアメリカ爆撃機隊の援護戦闘機としてドイツや日本の上空で活躍した。
; [[デ・ハビランド・エアクラフト|デ・ハビランド]] [[デハビランド モスキート|モスキート]] : 初飛行[[1940年]]、最高速度612 km/時、全木製のイギリス製高速双発機。最初は爆撃機として生産されたが、高速を生かして機首に[[レーダー]]を装備した夜間戦闘機タイプなども作られた万能機。木製構造も使いようによっては優秀機となれることを証明した。
; メッサーシュミット [[メッサーシュミットMe262|Me 262]] : 初飛行[[1942年]]、最高速度866 km/時、ドイツが開発した世界最初の実用ジェット戦闘機。後退翼の効果を理解した上で採用した世界最初の実用機でもある。
; ボーイング [[B-29_(航空機)|B-29]] : 初飛行[[1942年]]、最高速度576 km/時、与圧室の採用、機銃の遠隔操作等の技術を盛り込んで製作されたアメリカ重爆撃機。強力なエンジンと排気タービンの組み合わせにより優れた高空侵攻能力を有した。日本の各都市を戦略爆撃して焦土と化し、日本に戦争継続を諦めさせた機体。
; ボーイング [[B-47_(航空機)|B-47]] : 初飛行[[1947年]]、最高速度1,060 km/時、アメリカ最初の後退翼ジェット爆撃機。細長い後退翼はしなり易く、エルロンリバーザル(補助翼の逆効き)の問題を克服して実用化された。[[冷戦]]当時は[[核爆弾]]を搭載しいつでも飛び立てるように24時間待機していた。
:* エルロンリバーザル : 通常は[[エルロン]]を下げた側の翼では[[揚力]]が増す。しかしながらしなりやすい翼の場合、翼後端にあるエルロンを大きく下げるとエルロンに当たる空気の力が翼後端を押し上げる方向に働き、翼がねじられて前端が下がり[[迎え角]]が小さくなってしまう。意図とは逆に揚力が低下することになり、望みどおりの姿勢変更が困難となってしまう。こうした現象をエルロンリバーザルという。
; デハビランド [[デハビランド DH.106 コメット|コメット]] : 初飛行[[1949年]]、巡行速度740 km/時、乗客36名。イギリスの名門デハビランド社が開発した世界初のジェット旅客機。4基のエンジンを主翼基部に埋め込み軽度に後退した主翼を持つ。レシプロエンジン特有の震動が無く、与圧された客室によって空気の乱れの少ない高空を飛ぶ本機は空の旅の快適性を大きく向上した。与圧室の金属疲労に対する設計の不備から連続墜落事故を起こしたり、乗客36名という中型機であったため国際線の主力として活躍した期間は短かった。この事故よりも後に作られた機体には、万一壊れても致命的な事故につながりづらい[[フェイルセーフ]]の設計思想が採用されている。フェイルセーフを確認するテストとして例えば「ギロチンテスト」がある。これは与圧中の機体の一部に大きな斧を叩き込み、切れ目から破断が拡大しない事を確認するもので、コメット事故の再発防止確認テストである。
; ボーイング [[ボーイング707|707]] : 初飛行[[1954年]]、巡行速度973 km/時、乗客202名(最大)。アメリカのボーイング社が自社開発した大型4発ジェット旅客機。従来のレシプロ旅客機の2倍の乗客を乗せ2倍の速度で飛んだため、[[航空会社|エアライン]]にとって4倍の効率が上がる機体となった。707によってボーイングは旅客機メーカーの第一人者となった。基本設計が同一の[[輸送機]] [[C-135 (航空機)|C-135]] や[[空中給油機]] [[KC-135 (航空機)|KC-135]]、707をもとにした[[早期警戒管制機]] [[E-3 (航空機)|E-3]] などの派生型も多い。
; ロッキード [[C-130 (航空機)|C-130]] : 初飛行[[1954年]]、巡行速度620 km/時、前線の短い[[滑走路]]での運用を考えて製作された4発ターボプロップ輸送機。旅客機型や多数の機銃を備えたガンシップなど多様な派生機が存在し現在も生産が続いている。航空自衛隊も採用しており2004年にはイラク復興に派遣された。<!-- 生産数は世界最多でいいんでしたっけ?MiG-21? -->
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