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'''榎本泰子'''(えのもとやすこ、1968年3月-)は、日中比較[[音楽学者]]、[[中央大学]][[教授]]。
 
東京生まれ。1990年、[[東京大学]][[文学部]][[国文科]]卒、1992年、同大学院[[比較文学]][[比較文化]]修士課程修了後、[[北京大学]]に留学、1994年、高級進修生取得。1996年、東大博士課程単位取得満期退学。同年、[[博士 (学術)]](博士論文タイトル「近代中国と西洋音楽 -上海学院を中心に」)。同年、東大[[教養学部]]助手、1999年、[[同志社大学]]専任講師。1999年、『楽人の都・上海 近代中国における西洋音楽の受容』で[[日本比較文学会]]、[[サントリー学芸賞]]受賞。2002年、助教授、2004年、中央大学助教授、2007年、准教授、2008年、教授。『上海オーケストラ物語』で[[島田謹二学藝賞]]受賞。また中国のピアニスト、[[フー・ツォン]]の父親が息子に宛てた手紙『傅雷家書』を摘訳した『君よ絃外の音を聴け』がある。
 
==著書==