「ガイウス・トレボニウス」の版間の差分

'''ガイウス・トレボニウス'''（''Gaius（Gaius Trebonius'', ？? - [[紀元前43年]]）は、[[共和政ローマ]]の軍人、政治家。[[ガリア戦争]]、[[ローマ内戦 (紀元前49年-紀元前45年)|ローマ内戦]]と[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]の配下であったものの、カエサルの暗殺に参加した。

[[エクィテス]]に属する家系で、父祖に渡わたってローマの高官経験者のいない「[[ノウス・ホモ]]」であった。[[紀元前60年]]に[[クァエストル]]、[[紀元前55年]]には[[プレブス]]出身者として[[護民官]]に夫々それぞれ任命され、護民官時代は「[[グナエウス・ポンペイウス]]及び[[マルクス・リキニウス・クラッスス]]に5年期限の属州総督としてローマ軍団を率いる権限を付与する」という法（「トレボニア法」）を可決させた。紀元前54年より[[レガトゥス]]としてガリアへ赴いて、[[ブリタンニア遠征]]や[[アレシアの戦い]]等で活躍した。

紀元前49年からのローマ内戦では、マッシリア（現：[[マルセイユ]]）の攻略を[[デキムス・ユニウス・ブルートゥス]]と共に担当。紀元前48年、[[プラエトル]]に選出され、[[ヒスパニア]]の[[元老院派 (ローマ)|元老院]]派軍討伐に向かったものの、不首尾に終わった。

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