「国鉄キハ40系気動車 (2代)」の版間の差分

[[画像:DT44形台車.jpg|thumb|250px|right|DT44形台車]]
[[画像:TR227A形台車.jpg|thumb|250px|right|TR227A形台車]]
酷寒地形・寒地形は本形式用に新開発の DT44 形・ TR227 形もしくは DT44A 形・ TR227A 形[[空気バネ]][[鉄道車両の台車|台車]]を、暖地形はコストダウンを優先し、従来からの標準台車であるコイルバネ式の [[国鉄DT21形台車|DT22D 形・ TR51C ]]を採用した<ref>ただし、台車に逆転器を搭載しなくなった分枕梁の軽量化をしている。</ref>。いずれも駆動方式は1軸駆動で、逆転機は変速機に内蔵するため、台車にはキハ65形・キハ66系の第2減速機と同一の GB122 形減速機が裝架されている。
 
酷寒地形・寒地形は枕バネを空気バネとしたが、これは寒冷地域でコイルバネの間に雪が詰まって固着・凍結し、バネが効かなくなる問題があったこと、北海道には地盤の悪い低規格路線が多いこと、軽量化<ref>DT44 形が 5510 kg TR227 形が 4690 kg4690kg 、重量の増した DT44A 形でも 6240 kg 6240kg TR227A 形で 5400 kg5400kg である。</ref>、構造の簡略化、省力化などを考慮したもので、軸バネは通常通りコイルバネであるが、ゴムで被覆したいわゆる「エリゴバネ」として、雪咬みを防止している。初期に製造された車両は軸箱支持方式がペデスタル式の DT44 形(動力台車)・ TR227 形(付随台車)形であったが、以降は制輪子交換を容易にするためにそれぞれ乾式円筒案内式の DT44A 形・ TR227A 形に変更された。枕バネ方式は保守面での制約などから、空気バネを車体直結とするダイレクトマウント方式ではなくボルスタ直下に上揺れ枕を置きその下に空気バネを挿入するインダイレクト方式<ref>国鉄では[[国鉄165系電車|165系急行電車]]などに大量採用された DT32 TR69 系台車で採用された支持方式である。</ref>として基本構造を [[国鉄DT32形台車|DT32 ]]と共通化しており、空気バネ、ボルスタアンカ、 LV4-1 形空気バネ自動高さ調整装置等は同系列と同一品を使用している。枕バネを横剛性の高いダイアフラム型空気バネとして揺れ枕吊りを廃止したことや、ブレーキシリンダの台車装架などにより台車の揺動特性は優秀で、旧態依然とした [[国鉄DT21形台車|DT22 TR51]] 系コイルバネ台車を装着する一般的な急行形気動車を超える快適な乗り心地が実現された。また、制輪子自動スキマ調整器が付きブレーキシリンダストローク調整作業も省力化されている。
 
==== ブレーキ ====
116,676

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