「フェラーリ・512TR」の版間の差分

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Ktc0514 (会話 | 投稿記録)
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512TRは[[フェラーリ・テスタロッサ|テスタロッサ]]の後継モデルであり、「512」とは排気量5000ccの[[V型12気筒]]エンジンを搭載することを意味する。TRとはテスタロッサの略である。
 
大半のデザインはテスタロッサを踏襲するが、タイヤサイズテスタロッサの16インチから18インチに変更され、エンジン出力も35馬力引き上げられている。また分割式のフレームを一体式に改めたりエンジン重心を下げたりと、操縦安定性に関する改良も行われており、長きに渡り造り続けてきたクルマの水準を引き上げる努力も随所にみられる。
 
先代モデルのテスタロッサと、512TRは[[リトラクタブル・ヘッドライト|リトラクタブルヘッドライト]]を採用していたが、後継モデルの512Mでは廃止された。その後512Mを最後に12気筒[[ミッドシップ]]モデルは消滅し、[[1996年]]に発売された[[二輪駆動#FR(フロントエンジン・リヤドライブ方式)|FR]]方式の[[フェラーリ・550|550]]にフェラーリのフラッグシップモデルの座を譲った。