削除された内容 追加された内容
Tribot (会話 | 投稿記録)
逢魔時から一部を転載。
8行目:
[[日没]]のころであり、明るい[[昼]]から徐々に暗くなって完全に暗い[[夜]]となる前の境界の時間帯である。その点で、夜が明けて昼間になるまでの[[朝]]の反対に位置する。言葉としては朝夕など対にして用いることもある。
 
夕方、次第に深くなる暗闇は1日の活動の終了を示すとともに人間にとって恐ろしい夜の到来を示す。活動可能な明るさではあるがあちこちに潜む闇が不安をかき立てる。[[逢魔時]](おうまがとき)の言葉もある。
 
== 言葉 ==
15行目:
[[漢語]]の夕(セキ)・暮(ボ)・昏(コン)・晩(バン)はほぼ[[同義語]]である。ただし夕や晩は夜までを含めて言うことがある。これらは[[明け方]]を表す語とともに、朝夕・旦暮・晨昏・早晩などと併用された。
 
'''逢魔時'''は、逢う魔が時(おうまがとき)・逢う魔時(おうまどき)・'''大禍時'''(おおまがとき)ともいい、'''黄昏時'''(たそがれどき)のことで、古くは「'''暮れ六つ'''」や「'''酉の刻'''」ともいい、現在の'''18時頃'''のこと 。黄昏時は黄が太陽を表し、昏が暗いを意味する言葉であるが「おうこん」や「きこん」とは読まないのは、'''誰彼時'''とも表記し、「誰そ、彼」のことであり、「そこにいる彼は誰だろう。良く分からない」といった薄暗い夕暮れの事象を、そのまま言葉にしたものと、本来の夕暮れを表す[[漢字]]の黄昏を合わせたものである。
 
== 天文学的に見た夕 ==