「聖母子像」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
NjardarBot (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる 追加: br:Madonna, eo:Dipatrino kun Infano
Kliment.A.K. (会話 | 投稿記録)
大幅修正
2行目:
[[Image:1875 Bouguereau-Vierge-Jésus-SaintJeanBaptiste.jpg|thumb|ヨハネもいる聖母子像]]
 
'''聖母子像'''(せいぼしぞう)は[[聖母マリア]]と幼児[[イエス・キリスト]]を共に描いた[[キリスト教]]、特に[[西方教会]]の[[イコン|図像]]をいう。
 
他方、[[正教会]]では聖母子像という呼称は用いられない。そもそも[[生神女マリヤ]]の[[イコン]]には一部の例外を除いて[[イイスス・ハリストス]](イエス・キリストの[[現代ギリシャ語]]読み)も書き込まれるのがむしろ一般的であって、わざわざ「聖母子」と称する必要性が無い。イコンの命名においても専ら「生神女」もしくは「[[神の母]]」と呼ぶ。
==関連==
 
{{See also|生神女|神の母|ウラジーミルの生神女}}
 
==西方教会における聖母子像==
*他の[[聖人]]と共に描かれる「聖母子と[[聖会話]]」の様式を採ることもある。幼児イエスとともに[[洗礼者ヨハネ]]も幼児の姿で描き込まれることが多い。
*[[ナザレのヨセフ|養父ヨセフ]]と共に描かれたものは[[聖家族]]像となる。
*聖母マリアが[[キリストの磔刑|磔刑]]後のイエスを抱き悲しむ姿は[[ピエタ]]と称される。
*マリアは[[受胎告知]]像を含むマリア伝(アカスィスト・サイクル)を除けば通例イエスとともに描かれるが、[[東方教会]]に多いマリアと[[洗礼者ヨハネ]]をキリストの左右に配する[[三連聖像画]]においては単独で描かれる。
 
{{commons|Category:Madonna and Child}}