「ペット供養」の版間の差分

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===社会的位置付けと意義===
これらは主に、ペットを失った人の満足のためのサービス業で、日本では同事業に於いては[[宗教]]活動とは現在の所、認められていない。<!--pov : 宗教は主に人間のものである以上、動物に対してはそれらが公的に認められにくいためである。-->ペット供養謝礼等は[[収益事業]]に当りうる<!--最判平成20年9月12日は、全てのペット供養に関する財貨移転が収益事業に当たるといっているわけではない-->とする判例があり(最判平成20年9月12日判時2022-11)、[[宗教法人]]の持つ宗教活動への非課税特権は、このペット供養に絡む関する収益には適用されない。日本ではペット供養の謝礼を受ける事は[[収益事業]]でことがるとする判断も出ている。ただしペット供養自体の法的定義は未定である(後述)
 
しかしペットに対する思い入れの強い人には、ペットを失ったストレスから、一般に[[ペットロス症候群]]とも呼ばれる状態に陥る事もある。宗教活動だと認められようと認められなかろうとも、<!--pov : ペット供養では、親しい関係にあった生物の[[死]]を受け入れるための儀式としての葬儀を行う事で、飼い主の心痛を和らげる効果が期待できよう。
 
近年では凶悪事件や医療トラブルなどで、[[生命倫理]]の希薄化が[[社会問題]]として取り沙汰されているが、この生命倫理の初期教育の観点から、児童にペットを与える保護者もいる。しかしペットはやがて飼い主よりも先に[[寿命]]を迎えてしまう事ることから、いずれにせよ児童は自分のペットの死に直面しなければならない。この際に近年の[[集合住宅]]や借家の多い都市部では、埋葬の手段が限られてきて結果的にペット供養サービス利用が選択されるようになっている。これらでは、死という現象を強く印象付ける事により、生命の大切さを認識する一助になればと期待する保護者も見られる。-->
 
== 法的な整理 ==