「仁保事件」の版間の差分

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県警は怨恨説から事件宅の隣家の主人を[[逮捕]]。しかし、証拠不十分のため23日の[[勾留]]期限で釈放した。<br/>
業を煮やした県警はリストを徹底的に洗い直し、新たな容疑者として事件当時37歳の男性が浮上してきた。しかし、説得力のある証拠は何一つ存在せず、リストからの[[消去法]]で選ばれただけであった。<br/>
県警は山口県を出奔する前に関与したとされる[[窃盗]]未遂事件で全国に[[指名手配]]した。この事件は男性の友人と二人で商店に侵入したものの結局は何も盗まなかったというものであった。窃盗という軽微の未遂事件での全国指名手配は当時としても極めて異例である。<br/>
これにより、男性は[[1955年]][[10月19日]]に[[大阪府]][[大阪市]][[天王寺区]]の[[天王寺駅]]にて住居侵入の[[容疑者]]として逮捕された。翌日、[[10月20日]]に大阪から[[山口警察署]]へと[[移送]]された。<br/>