「恒星船」の版間の差分

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== 方法 ==
恒星船には移動手段と見た場合に大きく分けて有人・無人という分類と、光速を越えるような短い時間で目的地に到着できるものとそれよりも遅い物という分類がある。他恒星系に向かう恒星船である以上は、太陽系を抜け出るために必要な脱出速度(→[[宇宙速度#第三宇宙速度|第三宇宙速度]]に達しない物は除外するとしても、「お隣の恒星が4.3[[光年]]先」という状況では、光が到達するよりも遥かに短時間で目的地につけるかそうでないかによって、航法上というよりも運用上の考え方が全く違って来て、その機能や形状、更には容積などの必須要件が異なる。
 
有人・無人の問題は恒星船に大きな違いをもたらすが、無人の場合なら致命的な故障となる機械的なトラブルも、十分な技術力を持つクルーがいる有人恒星船の場合なら、さしたる問題にならない。
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限られた寿命を持つ人類を、それも重力が無ければ生理機能に悪影響を受けるという脆弱性をそのままに、低速で航行する有人恒星船に乗せて宇宙を旅行させる場合に、もっとも大きなファクターとなるのは[[時間]]である。
 
隣星の[[ケンタウルス座アルファ星]]まで、地球の惑星軌道から直接太陽系外に脱出することのできる[[宇宙速度#第三宇宙速度|第三宇宙速度]]なら772世紀少々かかる計算で、容易に行き交うことは難しい。光速に限り無く近い亜光速航行ですら数年の歳月を要する事を考えれば、その間はクルーが快適に生活出来る方法を考えなければ、恒星間航行は不可能だといえる。
 
==== 冷凍 ====