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『'''金史'''』(きんし)は、[[元朝]]の[[トクト]](脱脱)らの撰になる金代の歴史書(紀伝体)である。本紀19巻、志39巻、表4巻、列伝71巻、通計135巻。[[女真]]族の興起から[[金朝]]の建立と滅亡に至るまでが記述されている。後に『金国語解』1巻が付けられた。
本書編纂の由来は、元朝の[[クビライ]]の統治する[[中統]]二年([[1261年]])に、[[遼]]朝と金朝の二史の編纂が審議されたことに始まる。しかし[[朱子学]]の正統論が問題となり、なかなか史書の形式が決まらず、書物の完成には時間がかかった。
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