「ジョゼフ・ブラック」の版間の差分

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'''ジョゼフ・ブラック'''('''Joseph Black''', [[1728年]][[4月16日]] - [[1799年]][[11月10日]]) は、[[スコットランド]]の[[物理学者]]、[[化学者]]。氷が温度を変えずに熱を吸収することを見出し、[[潜熱]]の概念を取り入れ、[[熱素説]]を唱えた。
 
[[グラスゴー大学]]で美術を学んだ後、1748年から薬学を学び、1752年[[エディンバラ]]へ移ったが、1756年自然科学の教授として[[グラスゴー]]に戻り、1766年に[[エディンバラ大学]]に移るまでグラスゴー大学に在籍した。[[ウィリアム・カレン]]はグラスゴー大学時代の師にあたる
 
1755年、[[炭酸マグネシウム]]を[[熱分解]]して[[酸化マグネシウム]]になることを示した。([[マグネシウム]]は1808年の[[ハンフリー・デービー|デービー]]を発見者とすることが多い)。その時発生する[[二酸化炭素]]に固定空気(fixed air)と名づけた。
 
1761年に氷が融解の時に温度を変えないで熱を吸収することを示し、熱素(カロリック)が氷の粒子と結びつくのだと考えた。また、同体積の水と水銀の温度上昇に差があるという事実などから、[[熱容量]]の概念を生み出すなど、熱学の発展に貢献した。
 
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