「少女漫画」の版間の差分

近年は[[幼児]]・[[小学生]]([[中学年]]以下)といった低年齢層に該当する女児を中心にターゲットにする漫画も『[[ミルモでポン!]]』、『きらりん☆レボリューション』の成功により市場を確立していた。ただしこれらは[[メディアミックス]]戦略の成功という趣があり、前述の作品が掲載されている「[[ちゃお]]」に関してはこれらの成功の影響で、以前と比べると低年齢向けのイメージが強くなっている<ref>これらの作品は「ちゃお」の他には[[小学館の学習雑誌]]のうち、[[低学年|低]]・中学年向けにあたる「小学一年生」から「小学四年生」まで掲載されたことがあり、事実低年齢向けである。</ref>。
 
しかし、その中間層である小学校[[高学年]]~[[中学校]]1・2年生の少女をターゲットにする少女漫画(主に「[[りぼん]]」・「[[なかよし]]」・「[[ChuChu]]」に掲載されている作品)は、少女漫画の創生期から『[[美少女戦士セーラームーン]]』や[[ママレード・ボーイ]]』などが大ヒットしていた1990年代末期までは少女漫画界の中心に君臨したにも関わらず、2000年代以降はヒット作がまばらな状態が続き、市場も大幅に縮小した。現状ではファンタジー設定やアニメ向けの展開は、小学校中学年前後の年齢層に達した少女にとっては幼稚と取られ、小学生の途中まで「ちゃお」や「[[小学館の学習雑誌]]」などを卒業した後は、「りぼん」や「なかよし」を素通りして、そのまま中高生向け雑誌で連載されている作品へ流出する事態が起きている。もっともこの項で語られる[[少女向けアニメ]]のうち[[魔法少女]]ものは『アニメーションノートNo11』(誠文堂新光社)では「小学校就学前の女子児童を対象」としており、元々低年齢層向けだと思われていた事実が伺える。また前述の『花より男子』が1996年に放映された[[少女向けアニメ|アニメ]]版より、2005年に放映された[[テレビドラマ]]版の方がよりヒットしていた事実は原状を象徴していると言える。
 
なお、中高生以上をターゲットにする人気作品には、小中学生以下をターゲットにする作品や[[少年漫画]]とは違い、掲載誌の売上シェアとの関連性がほとんど無く、雑誌単位の購買よりコミックスでの購買の方が多く、編集サイドにおいても単行本出版ペースを念頭に置いた掲載が成されている模様である。その反対に「ちゃお」など小学生を対象とする漫画は、掲載誌の売上シェアとの関連性が高く、雑誌ペースを念頭に置いた連載が成されている。
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