「村上春樹」の版間の差分

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:本名の渡辺昇(ワタナベノボル)は短編集『[[パン屋再襲撃]]』では「ねじまき鳥と火曜日の女たち」において、猫の名前・妻の兄の名前で「ワタナベノボル」として使われている。そして「パン屋再襲撃」「象の消滅』「[[ファミリー・アフェア]]」「双子と沈んだ大陸」でもワタナベノボルが登場する。そして長編『[[ノルウェイの森]]』では「ワタナベトオル」と名を変え、『[[ねじまき鳥クロニクル]]』でも「ワタヤノボル」となる。
:村上自身の言によると、安西は「尊敬まではできないけれど、ある種の敬意にはじゅうぶん値する」人物<ref>村上『「これだけは、村上さんに言っておこう」』前掲書、25頁。</ref>。
;[[田中康夫]]
:村上春樹が『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(1985年 谷崎潤一郎賞を受賞)を発表してしばらくたった頃、田中康夫が当時レギュラーで出演していた『[[笑っていいとも]]』で'''「村上春樹は作家としてもうダメだ。これから先は何も書けないだろう」'''と言った(村上の次作は大ベストセラーになった『ノルウェイの森』)。それを村上が住宅ローンを組もうとしていた銀行の担当者が見て、住宅ローンを断られてしまった。テレビの社会的影響力を考えず無責任な発言をした田中を村上は揶揄を交えて批難している。<ref>「そうだ、村上さんに聞いてみよう」P162</ref>
 
==年譜==