「半陰陽」の版間の差分

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仮性半陰陽の場合、外見的には表に出ている男性または女性そのものであることも少なくないため、周囲はおろか当人も全くそれに気づかない場合もある。[[精巣]]や[[卵巣]]も形成され、外見通りの性別に(たとえ遺伝子情報のそれと反していても)成人する。
 
たとえば男性仮性半陰陽(遺伝子は男性だが女性の形態をとる)の場合、本人もそれと知らずに結婚、一生を女性として過ごすこともある。ただしこの場合、[[膣]]はあるものの[[子宮]]が痕跡的で少なくとも機能しないため、自然な妊娠はできない。少なくとも現在のところ、男性仮性半陰陽の女性が出産にまで至った事例は知られていない。クラインフルター症候群などの男性は極端に精子が少ないため、自然的に受精させることはほぼ不可能だが[[人工授精]]での受精は可能である。不妊治療の過程で自分が半陰陽であることを知り精神的な打撃を受けることもある。
 
== 精神状態 ==