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'''ネウストリア''' （'''Neustria'''）または'''ネウストラシア''' （'''Neustrasia'''）は、511年に始まった[[フランク王国]]において新たな西の土地を意味する地域。[[アキテーヌ]]から[[イギリス海峡]]までを指し、現在の[[フランス]]北部のおよそ全体、都市は[[パリ]]と[[ソワソン]]を含む。従ってネウストリアは、[[フランク人]]王国の西部を形成した<ref>{{cite encyclopedia|title=Neustria|publisher=1911 Encyclopædia Britannica|url=http://www.1911encyclopedia.org/Neustria|accessdate=2008-04-06}}</ref>。6世紀から8世紀には[[メロヴィング朝]]支配下にあった。この区別された一帯は、511年の[[クロヴィス1世]]の死後に彼の息子たちの間で領土分割が行われたことで生まれた。後に、[[セーヌ川]]と[[ロワール川]]の間の地域が''レグヌム・ネウストリアエ''（''regnum Neustriae''）として知られる地域となった。これは[[カロリング朝]]、[[西フランク王国]]の従属王国として継続した。カロリング朝の王たちは、[[ブルトン人]]と[[ヴァイキング]]に対する辺境公（Duchy）である、ネウストリア辺境侯領も創設した。この侯領は、[[カペー朝]]時代の10世紀末まで続いた。

 

 

==メロヴィング朝==