「宇曽利湖」の版間の差分

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==生物相==
湖に棲息する[[魚類]]は[[ウグイ]]種のみ。その他、[[ヤゴ]]などの[[水生昆虫]]、[[プランクトン]]、[[プラナリア]]が確認されている。また、流入河川(中性)の河口に近い湖底には数種の水草が繁茂しているが、湖の中心部にいくにつれてみられなくなる。
 
宇曽利湖に棲息するウグイ(宇曽利湖ウグイ)は、世界中の魚類の中で最も酸性度の強い湖に棲む魚類である。そのため、このウグイについて、これまでに地元の研究者や[[青森県立大湊高等学校]]、[[青森県立田名部高等学校]]、大学の研究者が調査研究を行ってきている。これらの研究より、宇曽利湖のウグイには他のウグイにはみられない特殊な塩基細胞が[[エラ]]にあることや<ref>2004年2月20日[[東奥日報]]のWebサイトは[http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/0220/nto0220_13.html 「宇曽利湖のウグイえらに特殊機能」]と次を報じた。[[東京工業大学]]の広瀬茂久教授らは、えらの細胞で働きが活発化する遺伝子を分析。多くの細胞で、NHE(ナトリウムプロトン交換輸送体)分子が作られるとを突き止めた。NHEは体に必要なナトリウムイオンを外から細胞内に取り込むのと同時に、不要な水素イオンをくみ出す。この分子を含む細胞数が通常のウグイの3-5倍に上った。また全身の臓器でグルタミン酸を分解し中和剤を作り、pHを調整する事も判明した。</ref>、中性の流入河川に遡上して産卵すること、成長するにつれ湖まで下がってくること、流出河川である正津川を下って海に出ないことなどがわかってきた。
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