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重要な有機金属化合物として[[金属カルボニル]]、[[カルベン錯体]]、[[フェロセン]]をはじめとする[[メタロセン]]が挙げられる。有機金属化学には、[[ケイ素]]、[[ヒ素]]、[[ホウ素]]などの[[半金属]]の化合物も含まれる。例えば、有機ホウ素化合物であるトリエチルボラン (Et<sub>3</sub>B) などである。また、[[ツィグラー・ナッタ触媒]]に用いられる[[アルミニウム]]のような[[卑金属]]も含まれる。
 
有機金属化合物はしばしば[[触媒]]として実用に供せられ、例としては[[石油化学]]製品の製造や有機[[重合体]]の製造が挙げられる。また[[有機合成化学]]分野において、グリニャール試薬、[[ヒドロホウ素化]]などホウ素を用いる各種反応、パラジウム触媒を用いた[[クロスカップリング反応]]などは重要な地位を占める。
 
[[18電子則]]や[[イソローバル則]] (isolobal principle) は有機金属化合物の結合や反応性を理解するうえで重要な理論である。