「寺島成信」の版間の差分

[[日露戦争]]以前、戦時に[[仮装巡洋艦]]として用いる高速商船の建造・航路補助の制度整備を主張。

[[日本郵船]]では「同社創設の調査機関を主宰するに至つた」（『帝国海運政策論』自序）。

[[近藤廉平]]社長とともに、[[ベルサイユ講和会議]]に[[民間船主]]代表として参加。

[[第一次大戦]]中より[[論壇]]に登場し、航空省設置や[[特設艦船|優秀船建造]]について発言。

[[慶應義塾大学]]、[[早稲田大学]]、[[東京帝大]]で[[海運]]論等の講義を担当した。

* [[1897年]]、[[日本郵船]]の幹部社員となる。

*『兵商論』伴正利、1891年<ref> (『日本海運論』141頁で『兵商論』を自分の著作と指摘。</ref>)

*『日本海運論』日本経済会、1894年<ref> (日本経済会懸賞論文「日本海運論」一位入賞。</ref>)

*『対外商工策』宝文館、1911年<ref> (大阪朝日新聞社一万号記念懸賞当選論文。</ref>)

*『海運政策』[[海軍経理学校]]、1923年<ref> (第1回海軍臨時講習会講義録、日本海事センター海事図書館・[[防衛研究所]]図書館史料室・神戸大学[[海事科学部]]図書館所蔵。</ref>)

*『帝国海運政策論』巌松堂、1923年<ref> (博士論文。</ref>)

*『交通政策 - 海運 - 』文信社、1927年<ref> (昭和2年度東京帝大経済学部商学科「海運論」講義。</ref>)

*『仏国革命時代海上権力史論 下巻』[[アルフレッド・セイヤー・マハン]]著、[[水交社]]訳、東邦協会、1900年<ref>（上巻は齋藤恒太郎、下巻は寺島成信と海軍編修書記在職の内田成道の共訳。</ref>）

*寄書「海運ノ振興ト巡航商船ノ制」水交社記事49、1895年8月<ref>（冒頭で『兵商論』『日本海運論』を自著として言及。</ref>）