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'''深瀬 鋭次郎'''（ふかせ えいじろう、[[1930年]][[7月28日]]<ref name="Nichigai">日外アソシエーツ 編集『新訂現代日本人名録2002』日外アソシエーツ、2002年、ISBN 978-4816916953、第4巻47頁。</ref> - ）は、日本の技術者、企業経営者である。株式会社三和エレック（旧社名は三和大榮電気興業株式会社、後の[[サンワコムシスエンジニアリング|サンワコムシスエンジニアリング株式会社]]）にて[[社長]]、[[会長]]を務めた。[[美術評論家]]の[[深瀬鋭一郎]]は鋭次郎の子にあたる。
== 来歴 ==
[[山形県]][[上山市]]出身<ref name="Nichigai" />。1954年、[[東北大学]][[工学部]][[土木工学]]科を卒業し[[日本電信電話公社]]（後の[[NTTグループ]]）に入社<ref name="YOMIURI_930526">『読売新聞』1993年5月26日東京朝刊、6面。</ref>。1977年、同公社にて建設技術開発室長に任じられる<ref name="YOMIURI_930526" />。1980年、日本通信建設株式会社（後の[[日本コムシス|日本コムシス株式会社]]）に入社し、1982年に[[取締役]]土木部長、1990年6月には専務取締役安全品質管理本部長となる<ref name="NIKKAN_KOGYO_930526">『日刊工業新聞』1993年5月26日、3面。</ref>。
1993年6月、三和大榮電気興業株式会社の社長に就任<ref name="Nichigai" />。以後、同社の年次[[決算]]は1998年3月期まで増収増益を続けることとなる<ref name="NIKKAN_KOGYO_990830">『日刊工業新聞』1999年8月30日、26面。</ref>。社長就任直後の1993年7月<ref name="NIKKAN_KOGYO_980710">『日刊工業新聞』1998年7月10日、17面。</ref>、深瀬は社内にBR委員会（ビジネスリエンジニアリング委員会）を設けて社内改革などの議論を始めさせ<ref name="NIKKAN_KOGYO_990830" />、1995年7月、それまで各事業部が別々に有していた施工部門、営業部門をそれぞれエンジニアリング本部、営業本部に統合し<ref name="NIKKEI_SANGYO_950914">『日経産業新聞』1995年9月14日、29面。</ref>、同年（1995年）には[[能力主義]]の要素を強めた[[人事]]制度導入に取り掛かっている<ref name="NIKKAN_KOGYO_980710" />。1996年4月、社名を「株式会社三和エレック」に変更するとともに、下請業者の数を{{分数|1|10}}へと絞り込む<ref name="NIKKEI_SANGYO_960729">『日経産業新聞』1996年7月29日、26面。</ref>。1997年、それまで[[東京証券取引所]]第二部に上場していた同社は第一部への昇格を遂げる<ref name="NIKKAN_KOGYO_990830" />。1999年6月、深瀬は社長の座を退いて会長となり<ref name="NIKKAN_KOGYO_990830" />、2001年6月に会長を退任する<ref name="NIKKAN_KENSETSU_KOGYO_010601">『日刊建設工業新聞』2001年6月1日、4面。</ref>。
== 出典 ==
== 関連項目 ==
*[[サンワコムシスエンジニアリング]]
*[[深瀬記念視覚芸術保存基金]] - 深瀬が構成員となっている任意団体。
== 外部リンク ==
* [http://www.sancom-eng.co.jp/ サンワコムシスエンジニアリング株式会社]
* [http://www.comsys.co.jp/ 日本コムシス株式会社]
* [http://fmvapp.org/ 深瀬記念視覚芸術保存基金]
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