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[[Image:Yokohama ADVAN Tires WTCC 2006.jpg|thumb|220px|right|スリックタイヤ]]
[[File:Slicks formel3 1.jpg|thumb|220px|right|タイヤの粘着性により路面の小石やごみが付着している]]
'''スリックタイヤ'''(Slick tyre, Slick tire)とは、[[:en:Siping|サイピング]](排水用の溝)のない、[[舗装]]路面を走行するために使用される車両用の[[タイヤ]]。[[日本]]においては、[[道路運送車両法]]にて溝のないタイヤは公道で使用することができないため、純粋に競技用として用いられるタイヤである。ブロックパターンでない、舗装路走行用の[[マウンテンバイク|MTB]]用タイヤをこう呼ぶ事もある。
 
一般に使用されるタイヤは[[ゴム]]と路面の[[摩擦]]によりグリップを得るが、スリックタイヤはタイヤ表面を溶かして路面に粘着することでもグリップを得ており、そのメカニズムはガムテープに似る。そのためタイヤ表面が充分に加熱されていないと本来の性能を発揮することはできない。その性質上一般の自動車に使われることはなく、[[モータースポーツ]]において乾燥舗装路面を走行する際に使用される。