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'''アンシャン・レジーム'''({{lang-fr-short|Ancien régime}}、アンスャン・レジーム、旧体制、旧秩序)は、[[フランス革命]]以前、[[ヴァロワ朝]]および[[ブルボン朝]]期の[[フランス]]・[[スペイン]]の[[社会]]・[[政治体制]]。[[絶対君主制]]や貴族政治など、非[[主権在民]]の事を指す。前近代までは[[国王]]、あるいは[[君主]]を頂点としたヒエラルキー社会であった
 
多くは[[封建国家]]社会で見られる。[[ヨーロッパ]]では[[19世紀]]までに[[政体]]が[[国民国家]]となりほとんど消滅したが、[[現代]]でも一部名残のある国がある。現代ヨーロッパにおける[[立憲君主制]]国家には、アンシャン・レジームは存在しない。
 
前近代までは[[国王]]、あるいは[[君主]]を頂点としたヒエラルキー社会であった。[[絶対君主制]]や貴族政治など、非[[主権在民]]の事を指す。
 
アンシャンレジームでは三つの身分に分かれている。国王に引き続き、第一身分は聖職者、第二身分は僧侶・貴族、第三身分は市民や農民である。このうち第一身分と第二身分は特権身分に置かれ、豊かであるにもかかわらず税を払わなくてもよかった(第三身分は貧しいが納税の義務があった)。