「地球質量」の版間の差分
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地心重力定数、数値の出典 |
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'''地球質量'''（ちきゅうしつりょう、Earth mass）は、[[地球]]1つ分の[[質量]]を[[単位]]としたものである。''M''<sub>⊕</sub>という記号で表わされ、1 ''M''<sub>⊕</sub> = 5.
▲'''地球質量'''（ちきゅうしつりょう、Earth mass）は、[[地球]]1つ分の質量である。M<sub>⊕</sub>という記号で表わされ、1 M<sub>⊕</sub> = 5.9742 × 10<sup>24</sup> [[キログラム|kg]]である。地球質量は、[[岩石惑星]]の質量を表現するのに使われる。
[[衛星]]、[[人工衛星]]および[[宇宙探査機|探査機]]の軌道より、地心重力定数 ''GE'' など惑星の質量と[[万有引力定数]]の積 ''GM'' は精度良く算出することが可能であるが、万有引力定数の値自体の測定精度が低いため質量の精度も低くなる。しかし惑星間の相対的な質量の比率は ''GM'' を比較すればよく、精度は高い。
[[科学技術データ委員会|CODATA]]2006による万有引力定数の推奨値は ''G'' = 6.67428±0.00067 ×10<sup>−11</sup> m<sup>3</sup>kg<sup>−1</sup>s<sup>−2</sup> であるから、地球の質量は 5.97219±0.00060 ×10<sup>24</sup> kg と算出される。
[[太陽系]]の4つの[[地球型惑星]]は、以下の地球質量に相当する。
{| class="wikitable" style="float:left; text-align: center"
! !! 地球質量=1<ref>東京天文台編纂 『[[理科年表]]』 丸善</ref> !! ''GM'' ''/'' km<sup>3</sup>s<sup>−2</sup> <ref name=Rikitake>力武常次 『固体地球科学入門 −地球とその物理− 第2版』 共立出版、1994年</ref><ref name=Bills>B.G.Bills and S.P.Synnot:''Rev.Geophys''.,'''25''',833,(1987).</ref>
|-
|-
| [[金星]] || 0.8150 || 324858.15 ± 0.17
|-
| [[地球]] || 1.0000 || 398600.434 ± 0.002
|-
| [[火星]] || 0.1074 || 42828.3 ± 0.1
|}
{{-}}
1地球質量は、以下の単位に換算される。
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*0.00315[[木星質量]](M<sub>J</sub>)
*0.000003003[[太陽質量]](M<sub>⊙</sub>)
== 参考文献 ==
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==関連項目==
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