「メスティーソ」の版間の差分

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また、スペイン語を母語とする者は、人種的特徴の如何に関わらず、インディオと呼称されることを忌避し、メスティソと自己規定することが多いとされる。また、厳密にはメスティソであっても、白人の血が濃い者は白人と自己規定することが多く、これはメスティーソがインディオ的な形質よりも、白人的な形質に憧れる傾向があるためだといわれている。
 
それとは逆に、[[パラグアイ]]のメスティーソたちは自分たちのインディオ血統を誇るものがおおいともいう。これはスペイン人の征服当時から[[グアラニー]]との友好関係が続いたことと、19世紀パラグアイにおける、国家的混血政策([[ホセ・ガスパル・ロドリゲス・デ・フランシア|フランシア博士]]ら)によるものである。
 
[[ペルー]]や[[ボリビア]]では、先住民やメスティーソのうち、[[インディヘナ]]的な文化、習俗を強く維持している人のことを[[チョロ]](女性は[[チョラ]])と呼ぶ。特に女性で、スペイン統治時代の名残を残す伝統的な衣装を着た人たちは[[チョリータ]](男性はチョリート)と呼ばれる。なお、チョロ・チョラ・チョリート・チョリータともに侮蔑的な意味を含むことがあるので、これらの言葉の使用には注意が必要である。
 
== 中南米以外での類似した存在 ==
=== フィリピン ===
スペインの植民地だった[[フィリピン]]では先住民と[[中国]]系の混血者をメスティーソと呼ぶことが多い。これはスペイン本国からフィリピンが遠すぎたため、スペイン人入植者が余り増えなかったためだと考えられる。
 
=== カナダ ===
[[北アメリカ]]の[[カナダ]]では、[[フランス人]]と[[インディアン]]の混血者は'''[[メティス (カナダ)|メティス]]'''と呼ばれた。メティスは近年再び一つの民族集団として存在感を発揮している。
 
=== アフリカ ===
[[ポルトガル語]]圏アフリカ([[アンゴラ]]、[[カーボベルデ|カーボ・ヴェルデ]]、[[サントメ・プリンシペ|サン=トメ・プリンシペ]]、[[ギニアビサウ|ギニア・ビサオ]]など)では、メスチーソ(mestiço)は[[黒人]]と白人の混血、つまり[[ムラート]]を指す言葉である。
 
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