「大内啓伍」の版間の差分

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[[反共主義]]を信奉している。
 
『朝のこない夜はない : 保革伯仲から連合時代へ』によると、大内はピノチェトの倒した[[左翼]]の[[サルバドール・アジェンデ]]政権が、[[選挙]]で[[保守]]・[[中道政治|中道]]共倒れによる漁夫の利(得票率36.3%)であることを理由に「必然性のない政権誕生」(44ページ)と主張。「国民生活は破壊され暗黒社会の様相」「自由と諸権利が不法に侵され」(前掲書56ページ)たと厳しく批判した(ただし、ピノチェト政権下では「国民生活は破壊され暗黒社会の様相」「自由と諸権利が不法に侵され」てい。[[アウグスト・ピノチェト#来歴]]を参照のこと)
 
その上で、「議会制民主主義を至上のものとするわれわれが、軍事クーデターそのものを容認することはできない」と前置きしつつ、「軍の行動を必然化させたアジェンデ政権の無法なやり方そのものに根本の問題がある」(前掲書71ページ)と主張。