「原田敬子」の版間の差分

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[[桐朋学園大学]]作曲科在学中の1988年より8年間にわたり、[[ダルムシュタット夏季現代音楽講習会]]に参加。その後、国際交流基金や日本カナダ芸術基金を得て欧州や北米の音楽祭や大学に招かれる。作曲を[[川井学]]、[[三善晃]]に師事。
 
第62回[[日本音楽コンクール]]第1位、安田賞、E.ナカミチ賞、山口県知事賞、2001年度[[芥川作曲賞]]、第22回中島健蔵賞、第57回尾高賞などを受賞。作品は、国内外の音楽祭で多数演奏されるほか、世界各地の演奏団体や演奏家からの委嘱も多い。また、コンサートの企画や演劇・ダンスなど異分野とのコラボレーションにも精力的に取り組んでいる。最近では映画『鏡の女たち』([[吉田喜重]]監督)や[[ク・ナウカ]]シアターカンパニー『欲望と言う名の電車』の音楽を担当し、話題を呼んだ。デビュー時は他の第三世代の同僚とは異なり、年に数作をコンスタントに発表し多作であった。
 
優れた演奏家との徹底した共同作業による、瞬間への響きの感性が卓抜である。[[室内楽]]を最も得意とし、[[クラリネット]]、[[アコーディオン]]などの比較的明朗で無個性な楽器を、いかに自分の響きに変えるかをテーマにしているようだ。オーケストレーションが苦手という弱点は未だ克服されていないことなど問題点も多いが、「他者との出会いから生まれる、掛替えのない響き」を終始求めつづける態度は現代の日本では貴重である。
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