「統制型一〇〇式発動機」の版間の差分

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[[日本陸軍]]技術中佐(のち中将)の原 乙未生(はら とみお 1895-1990)を中心として1930年代後半から計画され、1940年に車両用高速ディーゼル機関の共通仕様が策定された。生産性、整備性などを向上させ、併せてコストを下げるために、日本国内のエンジンメーカー各社(瓦斯電、三菱、池貝、新潟鉄工所など)共通のエンジン規格として制定されたものである。
 
基本的にはボア、ストローク、燃焼室形式を統一した一種のモジュラ構造を想定したもので、直列4・6・8気筒とV型8・12気筒のエンジンが製造されて、戦車などに搭載された。空冷・水冷の両バージョンがあり、戦車用としてはシロッコファン冷却による空冷式が、また自動車用としては水冷式が一般に用いられた。標準規格では6気筒で120馬力、12気筒で240馬力を発揮した。[[過給器]]を装備した例はほとんどない。
 
燃焼室構造については予燃焼室式としたが、これは燃料の汎用性の高さ(当時の厳しい燃料供給事情に際して、低質燃料の使用に堪える)と、圧力の低さによる製造しやすさ・扱いやすさを考慮したもので、それらのメリットは絶対的な燃費や始動性、重量面の不利さと引き替えとなっていた。
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