44
回編集
(→概要) |
(JIS規格に合わせ長音符削除) |
||
[[日本陸軍]]技術中佐(のち中将)の原 乙未生(はら とみお 1895-1990)を中心として1930年代後半から計画され、1940年に車両用高速ディーゼル機関の共通仕様が策定された。生産性、整備性などを向上させ、併せてコストを下げるために、日本国内のエンジンメーカー各社(瓦斯電、三菱、池貝、新潟鉄工所など)共通のエンジン規格として制定されたものである。
基本的にはボア、ストローク、燃焼室形式を統一した一種のモジュラ
燃焼室構造については予燃焼室式としたが、これは燃料の汎用性の高さ(当時の厳しい燃料供給事情に際して、低質燃料の使用に堪える)と、圧力の低さによる製造しやすさ・扱いやすさを考慮したもので、それらのメリットは絶対的な燃費や始動性、重量面の不利さと引き替えとなっていた。
|
回編集