「PENTAXのカメラ機能一覧」の版間の差分

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このページではペンタックスのカメラにおいて、特徴的な機能、用語を集めています
== 撮影機能 ==
=== シェイクリダクション ===
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K-7では積極的に回転方向への制御も行い、撮影時の自動水平出し機能として発展させている。
 
=== 露出機能RAWボタン ===
設定メニューを介さずに、撮影記録形式を変更するボタン。JPEG撮影中、RAWに一時的に変えたいニーズに応えるもの。<br />
次の1ショットのみRAW撮影か、継続的にRAW撮影かは別途選択設定がある。
 
=== グリーンボタン ===
各種設定値やモードを復帰させる用途に用いられる。<br />
*ハイパーオペレーション系ではプログラムモードへの復帰、プログラムライン上の適正値の提示
*感度設定ボタンとの併用では、感度自動設定への復帰
*ホワイトバランス微調整状態から標準値状態への復帰
 
== 露出操作 ==
=== MZシリーズ世代の露出機能 ===
古くから馴染みのある操作部材と自動露出機能との融和的操作体系を備え、機械に手伝って欲しい方を直感的に選択でき、露出値・露出モードの学習理解の教材として、カメラ雑誌紙面やセミナーで重用された。
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=== ハイパープログラム ===
[[AEカメラ#プログラム自動露出|プログラム]]、[[AEカメラ#絞り値優先自動露出|絞り優先]]、[[AEカメラ#シャッター速度優先自動露出|シャッター速度優先]]をモードセレクタを変更することなく行き来することが可能なハイパーオペレーションの一機能。HyPの表記も広く行われる。
*プログラムモードからシャッター値設定ダイヤルを回せばシャッター速度優先モード
*プログラムモードから絞り値設定ダイヤルを回せば絞り優先モード
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*どの状態からもグリーンボタンを押下するとプログラムモードへ移る
通常のプログラムシフト機能と異なり、グリーンボタンでの復帰や値設定ダイヤルを明示的に操作しない限り、選択したモードと値を保持しようとする。
[[ペンタックスの銀塩一眼レフカメラ製品一覧:35mm判 (KマウントAF機種)#ペンタックス Zシリーズ|Z-1]]にて初実装されたが、[[ペンタックスの銀塩一眼レフカメラ製品一覧:35mm判 (KマウントAF機種)#ペンタックス MZシリーズ|MZシリーズ]]世代では[[ペンタックスのカメラ機能一覧#MZシリーズ世代の露出機能|別項]]の露出操作系になっていた。[[ペンタックスのデジタルカメラ製品一覧#以前発売されていた機種|*ist D]]にて復活し、以降2ダイヤル搭載機K10D,K20D,K-7に引き継がれている。<br />
感度調整ボタン、露出補正ボタンと値設定ダイヤル操作の併用でプログラムモードでありながら、自在に撮影者の介入を受け入れる。
 
=== ハイパーマニュアル ===
マニュアル露出モードに付随するハイパーオペレーション系の露出調整機能。HyMの表記も行われる。<br />
マニュアル露出モードにて、グリーンボタンを押下することで、プログラムライン上の適正値がセットされる。これを参考に各値設定ダイヤルにて追加調整、[[AEカメラ#AEロック|AEロック]]を併用してプログラムシフトへ移行が可能。<br />
単純なものだが、実際のマニュアル露出撮影時に大きな利便性を実感できる機能と言える。
 
=== 感度優先 ===
感度を優先とし、絞りとシャッター速度はカメラ側プログラムラインに従い設定する。Svと表記される。<br />
感度調整が容易なデジタル機において、感度も絞りやシャッター速度と同様に、調整可能な[[露出 (写真)|露出]]要素として扱うモードの一つ。<br />
K10Dより搭載が始まった。
 
=== シャッター速度・絞り優先 ==
絞りとシャッター速度に合わせ、感度を変化させる。TAvと表記される<br />
感度優先と対をなすモード。こちらの主は絞りとシャッター速度で、感度が従となる。
K10Dより搭載が始まった。
 
== 撮影後の機能 ==
=== カメラ内現像 ===
[[RAW画像|RAW撮影データ]]をカメラ単体でRAW現像を行う。<br />
出先でRAW現像のためのPC環境はないが、手早くRAWからJPEGを生成する必要がある場合などに使われる。RAW撮影の特徴であるホワイトバランス・シャープネスなどのパラメータ変更を適用させることが出来る。
 
この機能の発展としてK20Dからは、JPEG撮影時も直前に撮影した1枚に限りRAWデータをデータバッファ上に残しておき、ホワイトバランスを後から変更して別途保存する機能が追加されている。
 
== 関連項目 ==