「ワウペダル」の版間の差分

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'''ワウペダル''' ('''Wah-wah pedal''')とは、車のアクセルペダルのようなイメージで筐体につけられたペダルを足で操作する事により、聴感上強調される周波数帯を変える[[エフェクター]]である。回路的には[[バンドパスフィルタ]]の一種と言える。
 
==概要==
ある商品名によって、「クライベイビー」とも呼ばれ、感情に最も近いエフェクトとして使用される事が多い。ペダルの下部にある可変抵抗器が回転し、文字通りペダルを踏んだとおりに「ワウ・ワウ」と鳴る。
ペダルの下部にある可変抵抗器が回転し、文字通りペダルを踏んだとおりに「ワウ・ワウ」と鳴る。商品名によって「クライベイビー」との名称でも示されるように感情に最も近いエフェクトとも言われる。
 
踏み込んだペダル位置に応じて音質が変化し、ぎらついたり、こもったように聞こえる。
代表的な使用方法として、リズミカルに開閉させるように踏む方法で、[[ジミ・ヘンドリックス]]に代表されるようなパブリックなワウサウンドになる。
踏み込んだペダル位置に応じて音質が変化し、ぎらついたり、こもったりその他、[[エリック・クラプトン]]がギターのトーン操作で多用した[[ウーマントーン]]に近い音質や、[[フランク・ザッパ]]、[[マイケル・シェンカー]]が多用する鼻をつまんだ様な音も作ることが出来る。リズミカルに開閉させるように踏むと、ジミ・ヘンドリックスに代表されるパブリックなワウサウンドになる。[[スティーヴ・ヴァイ]]は、これを駆使して人の喋る声や猫の鳴き声などを見事ワウペダルを用いた演奏弾きこなしよっいる再現した
 
踏み込んだペダル位置に応じて音質が変化し、ぎらついたり、こもったり、[[エリック・クラプトン]]がギターのトーン操作で多用した[[ウーマントーン]]に近い音質や、[[フランク・ザッパ]]、[[マイケル・シェンカー]]が多用する鼻をつまんだ様な音も作ることが出来る。リズミカルに開閉させるように踏むと、ジミ・ヘンドリックスに代表されるパブリックなワウサウンドになる。[[スティーヴ・ヴァイ]]は、これを駆使して人の喋る声や猫の鳴き声などを見事に弾きこなしている。
 
 ギター以外でも、[[キーボード (楽器)|キーボード]]や[[トランペット]]でも使用するアーティストが存在する。トランペットでは[[ランディ・ブレッカー]]、[[マイルス・デイヴィス]]、[[近藤等則]]等の使用が知られている。彼らはピックアップによって電気化したトランペットによってワウペダルの効果を得ている。マイルス・デイヴィスによって広く知られるようになったが、初めて使用したのはランディ・ブレッカーで、[[ジョン・アバークロンビー]]の機材をスタジオで借りたのが最初だと語っている。近藤等則はさらにワーミーや[[ディストーション]]を加えて、さらに過激な音を得ている。