「シンセサイザー奏者」の版間の差分

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M-lab (会話 | 投稿記録)
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さらに自動演奏(シーケンサー)機能が搭載されたシンセサイザーを演奏する場合では、「[[アルペジオ]]」と呼ばれる分散和音や[[リズム]]の演奏を聞きながら鍵盤を操作しなければならない場合もある。(分散和音の自動演奏に特化した機能は「アルペジエイター」とも呼ばれる)
 
シンセサイザーの鍵盤は当初、発音のための「[[スイッチ]]」の代わりとして本体に付属したため、その意義も演奏のためにつけられたものではないところから始まっている。かつてのシンセサイザーは発音のためのボタンがついており効果音を発する音響機器としての性質が強かった(この当時では「シンセサイザー」という呼び名はまだない)。鍵盤の付属が定着したのは[[ロバート・モーグ]]が開発し商品化したモーグ・[[システム]]・シンセサイザー以降のことである(モーグの発明したシステム・シンセサイザーは「[[モジュラ・シンセサイザー]]」「[[モジュール]]・システム・シンセサイザー」とも呼ばれる)。モーグがシンセサイザーの発音スイッチを鍵盤にしたのには、音楽的な表現に対応するのにもっとも優れているスイッチが鍵盤であったため、とかつてその根拠を語っている。
 
シンセサイザーの鍵盤はピアノの様にハンマーで弦を叩くようにはなっていないので、重い鍵盤に慣れているピアニストがシンセサイザーの鍵盤を触ると軽すぎておもちゃの鍵盤の様に感じられたりする。また多くのシンセサイザーは鍵盤の[[オクターブ]]の幅がピアノの様に広くないのでピアニストたちには弾きづらいと感じる様だ。他方シンセサイザー奏者にとってはこれらの問題は気にならない場合がほとんどだ。