「スクレリング」の版間の差分

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'''スクレリング'''('''Skræling'''、複数形はスクレリンガー '''skrælingar''')は、[[グリーンランド]]に進出した[[ノース人]]([[ヴァイキング]])たちが現地で出あった異民族([[トゥーレ人]])に対しつけた名前。おそらく、[[ドーセット文化]]の担い手となったドーセット人に対しても用いられている。
 
さらに同じ名前が、グリーンランドの南の[[ヴィンランド]](現在の[[ニューファンドランド島]]と思われる)で遭遇した[[先住民]](後の[[ベオスック]]族の祖先に当たる民族と思われる)にも使われている。
 
スクレリングという語は、中世のグリーンランドに住んでいたノース人の方言のうち唯一今日まで生き残っている単語である。現代[[アイスランド語]]では、スクレリンギ(skrælingi)は野蛮人を意味する。スクレリングの語源は定かでないが、古いノース語の「'''skrá''' スクラ」(「皮」・「皮膚」という意味の名詞。また動詞になると「書き付ける」の意味、例えば[[アイスランド]]では乾かした動物の皮に[[アイスランド・サガ]]などの記録を書いていた)が元になったと思われる。[[羊毛]]を織った服を着ていたノース人に対し、[[イヌイット]]、あるいは先行する民族のトゥーレ人やドーセット人などグリーンランドでノース人が会ったと思われる民族は、獣皮で作った服を着ていたことが、スクレリングという語には示唆されている。
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