「三河島事故」の版間の差分

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[[常磐線]][[三河島駅]]構内で、[[貨物線]]から進行方向右側の下り本線に進入しようとした[[田端操駅|田端操車場]]発[[水戸駅|水戸]]行の下り第287貨物列車([[国鉄D51形蒸気機関車|D51 364]]牽引、45両編成)が、出発信号機の停止信号を行き過ぎて[[安全側線]]に進入し脱線。先頭の[[機関車]]と次位の[[タンク車]](タキ50044)が下り本線上に飛び出した。
 
その直後に三河島駅を14(7分という説もある)遅れで出発し下り本線を進行してきた[[上野駅|上野]]発[[取手駅|取手]]行きの下り第2117H電車(6両編成)が下り本線上の[[貨物列車]]に衝突。2117Hの先頭車(クモハ60005)と2両目の車両が脱線し、上り本線上に飛び出した。
 
さらに約67分後、その現場に上野行きの上り第2000H電車(9両編成)が進入し、線路上に降りて移動中だった2117Hの乗客多数をはねた上、上り本線上に停止していた2117Hの先頭車と衝突した。これにより2117Hの先頭車と2両目の前部が原形を留めず粉砕された。上り2000Hは先頭車(クハニ67007)が原形を留めず粉砕され、2両目は[[盛土|築堤]]下に転落して線路脇の[[倉庫]]に突っ込み、3両目も築堤下に転落、4両目が脱線した。
 
結果、死者160人、負傷者296人を出す大惨事となった。