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ウィンブルドン=ベスト4(2009)
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|全豪オープン=準優勝(2009)
|全仏オープン=準優勝(2008・09)
|ウィンブルドン=3回戦(2005・06・08)ベスト4(2009)
|全米オープン=ベスト4(2008)
|優勝回数=
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'''ディナラ・サフィナ'''('''Dinara Safina''', {{Lang-la-tl|''Dinara Mubinovna (Mikhailovna) Safina''}}, {{Lang-ru|''Дина́ра Муби́новна Са́фина''}} または {{lang|ru|''Дина́ра Миха́йловна Са́фина''}}, [[1986年]][[4月27日]] - )は、[[ロシア]]・[[モスクワ]]出身の女子プロ[[テニス]]選手。[[グランドスラム (テニス)|4大大会]]に2勝を挙げた男子のトップ選手元世界ランキング1位、[[マラト・サフィン]]の妹である。[[グランドスラム (テニス)|4大大会]]では[[20072009年]]の[[全米オープン (テニス)|全米オープン]]女子ダブルスで[[ナタリー・ドシー]]([[フランス]])とペアを組んで優勝したが、シングルスで3度の準優勝がある。[[2008年]]の[[北京オリンピック|北京五輪]]の女子シングルス銀メダル獲得もある。これまでに[[WTA]]ツアーでシングルス11勝、ダブルスで[[2007年全米オープンテニス|2007年全米オープン]]を含む8勝を挙げる。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。身長182cm、体重70kgで、兄とよく似た長身の体格を持つ。2009年4月20日、初めてから世界ランキング1位になり、“兄妹世界1位”を実現させた。
 
[[グランドスラム (テニス)|4大大会]]では[[2007年]]の[[全米オープン (テニス)|全米オープン]]女子ダブルスで[[ナタリー・ドシー]]([[フランス]])とペアを組んで優勝したが、シングルスで3度の準優勝がある。[[2008年]]の[[北京オリンピック|北京五輪]]の女子シングルス銀メダル獲得もある。これまでに[[WTA]]ツアーでシングルス11勝、ダブルスで[[2007年全米オープンテニス|2007年全米オープン]]を含む8勝を挙げる。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。身長182cm、体重70kgで、兄とよく似た長身の体格を持つ。
ジュニア時代、[[2001年]]の[[2001年ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]女子ジュニア部門で準優勝がある。兄のマラトは、前年の[[2000年]]に[[2000年全米オープンテニス|全米オープン]]男子シングルス優勝者となり、ディナラがジュニア準優勝した[[2001年ウィンブルドン選手権|2001年ウィンブルドン]]大会ではベスト8に入った。[[2002年]]から女子プロテニスツアーに参戦を開始し、同年7月に[[ポーランド]]・ソポトの大会で早々とツアー初優勝を果たした。同年の[[2002年全米オープンテニス|全米オープン]]で[[グランドスラム (テニス)|4大大会]]にもデビューを果たし、2回戦で第1シードの[[セリーナ・ウィリアムズ]]に挑戦した。当時は「マラトの妹」の印象が強かったディナラだったが、ロシア女子テニス界の躍進の流れに乗って、ディナラも一人前の女子プロテニス選手へと成長していく。[[2005年]]は2月の「[[パリ]]・インドア選手権」と5月の[[チェコ]]・[[プラハ]]の大会で年間2勝を挙げたが、パリ・インドアの決勝戦は地元[[フランス]]の[[アメリ・モレスモ]]を 6-4, 2-6, 6-3 で破る金星で優勝を飾った。
 
ジュニア時代、[[2001年]]の[[2001年ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]女子ジュニア部門で準優勝がある。兄のマラトは、前年の[[2000年]]に[[2000年全米オープンテニス|全米オープン]]男子シングルス優勝者となり、ディナラがジュニア準優勝した[[2001年ウィンブルドン選手権|2001年ウィンブルドン]]大会ではベスト8に入った。[[2002年]]から女子プロテニスツアーに参戦を開始し、同年7月に[[ポーランド]]・ソポトの大会で早々とツアー初優勝を果たした。同年の[[2002年全米オープンテニス|全米オープン]]で[[グランドスラム (テニス)|4大大会]]にデビューを果たし、2回戦で第1シードの[[セリーナ・ウィリアムズ]]に挑戦した。当時は「マラトの妹」の印象が強かったディナラだったが、ロシア女子テニス界の躍進の流れに乗って、ディナラも一人前の女子プロテニス選手へと成長していく。[[2005年]]は2月の「[[パリ]]・インドア選手権」と5月の[[チェコ]]・[[プラハ]]の大会で年間2勝を挙げたが、パリ・インドアの決勝戦は地元[[フランス]]の[[アメリ・モレスモ]]を 6-4, 2-6, 6-3 で破る金星で優勝を飾った。
 
[[2006年]]の[[2006年全豪オープンテニス|全豪オープン]]では2回戦敗退に終わったが、女子ツアー大会での上位進出が大幅に増えた。5月に[[イタリア]]・[[ローマ]]で行われた「[[ローマ・マスターズ|イタリア国際選手権]]」決勝では、当年度からの現役復帰を果たした[[マルチナ・ヒンギス]]に 2-6, 5-7 で敗れ、サフィナがヒンギスの復活優勝(4年3ヶ月ぶり)を見守った。続く[[2006年全仏オープンテニス|全仏オープン]]では4回戦で第4シードの[[マリア・シャラポワ]]を 7-5, 2-6, 7-5 で破り、初めて4大大会に8強進出を決めたが、準々決勝で[[スベトラーナ・クズネツォワ]](同じくロシアの選手)に 6-7, 0-6 で敗れた。[[2006年全米オープンテニス|全米オープン]]ではシングルス準々決勝で[[アメリ・モレスモ]]に 2-6, 3-6 で敗れた後、初めて4大大会ダブルス決勝に勝ち進む。サフィナは[[カタリナ・スレボトニク]]([[スロベニア]])とペアを組み、[[ナタリー・ドシー]]([[フランス]])&[[ベラ・ズボナレワ]]([[ロシア]])組に 6-7, 5-7 で敗れて準優勝になった。
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[[2007年]]、サフィナは[[2007年全米オープンテニス|全米オープン]]の女子ダブルスで(前年度は決勝でネット越しに戦っていた)ドシーとペアを組み、決勝で[[台湾]]ペアの[[詹詠然]]&[[荘佳容]]組を 6-4, 6-2 で破って優勝した。こうして、ディナラも初めての4大大会タイトルを獲得した。
 
[[2008年]]5月の「[[カタール・テレコム・ドイツ・オープン]]」で、サフィナは3回戦で[[ジュスティーヌ・エナン]]を 5-7, 6-3, 6-1 で破って勝ち進み、決勝で同じロシアの[[エレナ・デメンティエワ]]を破って優勝した。この後、エナンが世界ランキング1位のままで現役引退を表明したため、サフィナがエナンの最後の対戦相手になる。[[2008年全仏オープンテニス|全仏オープン]]4回戦で、サフィナは第1シードの[[マリア・シャラポワ]]を 6-7, 7-6, 6-2 で破ると、準々決勝でデメンティエワ、準決勝でクズネツォワに勝ち、初めての4大大会シングルス決勝進出を決めた。決勝戦では第2シードの[[アナ・イワノビッチ]]([[セルビア]])に 4-6, 3-6 で敗れ、「兄妹グランドスラム制覇」を逃した。8月の[[北京オリンピックにおけるテニス競技|北京五輪]]では第6シードから決勝に進み、デメンティエワに 6-3, 5-7, 3-6 の逆転で敗れて銀メダリストになった。このオリンピック女子シングルスでは、デメンティエワが金メダル、サフィナが銀メダル、[[ベラ・ズボナレワ]]が銅メダルを獲得したため、3つのメダルをすべてロシア勢が独占した。[[2008年全米オープンテニス|全米オープン]]では、初進出の準決勝で[[セリーナ・ウィリアムズ]]に敗れた。全米オープン終了後、[[日本]]の[[東レ・パン・パシフィック・テニス]]で初優勝を挙げた。
 
[[2009年]]の[[2009年全豪オープンテニス|全豪オープン]]で、サフィナは2度目の4大大会女子シングルス決勝進出を決めた。決勝戦では[[セリーナ・ウィリアムズ]]に 0-6, 3-6 のストレートで完敗し、ここでも準優勝に終わった。4月20日付の女子テニス世界ランキングで、サフィナはS・ウィリアムズを抜き、初めて1位になった。兄の[[マラト・サフィン|マラト]]も[[2000年]]秋に男子世界ランキング1位になったことがあり、“兄妹世界1位”を実現させたことになる。[[2009年全仏オープンテニス|全仏オープン]]では2年連続2度目の決勝戦に進出したが、同じロシアの[[スベトラーナ・クズネツォワ]]に 4-6, 2-6 のストレートで敗れ、サフィナは全仏で2年連続・グランドスラムで2大会連続3度目の準優勝に終わった。[[2009年ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]の準決勝では、過去に5度の優勝を誇る[[ビーナス・ウィリアムズ]]に 1-6, 0-6 で完敗した。
== 外部リンク ==
* {{WTA|id=8108|name=ディナラ・サフィナ}}
* {{Fed Cup|100001378|ディナラ・サフィナ}}
* [http://www.fedcup.com/teams/player.asp?player=100001378 フェドカップ成績表]
* [http://www.dsafina.com/ 公式サイト] (英語)
{{全米オープン女子ダブルス優勝者}}
{{テニス女子世界ランキング1位}}