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[[画像:Kingdam of Ghana & Trans-Saharan Trade about 11th century.JPG|thumb|300px|right|11世紀頃のガーナ王国とサハラ越えの交易路]]
'''ガーナ王国''' (Ghana) 、もしくは'''ガーナ帝国'''は、[[8世紀]]頃から[[11世紀]]にかけて、サハラ越えの[[金]]と[[岩塩]]の[[キャラバン|隊商]]貿易の中継地として繁栄した[[ネグロイド|黒人]]王国である。金や岩塩のほかにも、銅製品・馬・刀剣・衣服・装身具などの各種手工業製品の[[サハラ交易|交易]]路を押さえ、その[[中継貿易]]の利で繁栄した。
 
[[ノク文化]]にはじまると考えられる[[西アフリカ]]の[[鉄器時代]]前半の[[ニジェール川]]流域周辺には、ニジェール=コンゴ語族に属する[[マンデ人]]による kafu とよばれる政治的単位ないし小首長国が形成されていた。1つの kafu は、合計すると10000人 - 50000人の規模に達する村落の連合体であり、それぞれの kafu は、マンサ (mansa) と呼ばれる宗教的、世俗的権威を兼ね備えた王ないし首長によって支配されていた。ガーナ王国はそんな kafu のうち、マンデ人の北方の[[ソニンケ語]] (Sonink) を話す人々[[ソニンケ族]]の kafu の連合国家であった。