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[[ファイル:Matthias Church.png|thumb|right|マーチャーシュ聖堂と三位一体の像]]
'''マーチャーシュ聖堂'''(-せいどう、{{lang-hu|Mátyás-templom}})は、[[ハンガリー]]の首都[[ブダペスト]]、[[ブダ城]]地区の中心にある教会である。正式名称は''聖母マリア聖堂''。教会の伝承によると、元々は1015年に建造されたとある。
 
今日ある建造物は、14世紀後半に華麗な後期[[ゴシック様式]]で建造されたものであり、19世紀後半に広範囲にわたって修復された。旧ブダ地区では、2番目に大きな教会であった。
 
== 概要 ==
13世紀半ば、[[ベーラ4世]]によってゴシック様式の教会として建てられた。ブダ城内に建てられた当初は''聖母マリア聖堂''と名付けられたのだが、後の1479年に南の塔の建造を含む増築を命じた[[マーチャーシュ1世]]の名で今日まで広く呼ばれるようになった。

700年という教会の歴史の中で、聖堂はブダの豊かさ(あるいは、ハンガリー人にとって拠り所)の、そしてしばしば悲劇の歴史の象徴を担ってきた。
 
[[ハプスブルク家]]最後の皇帝[[カール1世 (オーストリア皇帝)|カール1世]]を含め、ほぼ歴代のハンガリー国王の戴冠式がここで行なわれただけでなく、マーチャーシュ1世の2度の結婚式もこの聖堂で行われた。
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聖堂は本来の13世紀の設計図通りに修復されただけでなく、建てられた当初のゴシック様式の大半を取り戻した。また、シュレクはハンガリーの代表的な窯元の一つである[[ジョルナイ]]製のダイアモンド模様の瓦屋根や、[[ガーゴイル]]の樋嘴を乗せた[[塔|尖塔]]など、新たに彼独自の要素を加え、修復作業が終わった時には大論争を呼んだ。しかしながら、今日では、ブダペストで一番の目玉であり個性的な観光名所の一つとして数えられている<ref>http://www.szakinfo.hu/matyas-templom/eng/ind_tort.htm</ref>。
 
第二次世界大戦においてかなりの損傷をうけたが、1960年代に修復されてた。
 
==ギャラリー==
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== 参考文献 ==
* {{cite book |last=Schneider |first=Rolf |editor=Manfred Leier |others=trans. from German by Susan Ghanouni and Rae Walter |title=100 most beautiful cathedrals of the world: A journey through five continents |year=2004 |publisher=Chartwell Books |location=Edison, New Jersey |pages=104–105}}
*伊東孝之、萩原直、柴宜弘ほか著 『東欧を知る事典』、平凡社、ISBN 4582126308
 
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