「権泰夏」の版間の差分

'''権 泰夏'''（'''クォン・テハ'''、ごん たいか、[[1906年]][[6月2日]] - [[1971年]][[10月10日]]）は、[[朝鮮半島]]出身の[[陸上競技]]選手。1932年[[ロサンゼルスオリンピック (1932年)|ロサンゼルスオリンピック]]男子マラソン代表。[[明治大学]]卒業。ロサンゼルスオリンピック当時、朝鮮半島は[[大日本帝国|日本]]に併合されていたため、6位に入賞した[[金恩培]]と共に日本代表として出場した。

 

[[忠清道]]の[[清州市|清州]]出身。裕福な家の出身で、[[京城府|京城]]（現：[[ソウル特別市|ソウル]]）にある徽文高等普通学校（内地の[[旧制中学校|中学校]]に該当）に入学したが中退し、内地の[[立命館中学校・高等学校|立命館中学校]]に留学、卒業後明治大学法学部に入学した。明治大学時代は1927年からは毎年[[東京箱根間往復大学駅伝競走|箱根駅伝]]に出場。4区を走った1928年と7区を走った1930年には区間新記録で区間賞を獲得している。このほか、[[ラグビー]]も行っていたという（下記参考文献による）。